イメトレはカンペキ!?「時間攻めします!」関東A・佐々木勇気八段の謎の動きが話題 チームメイト&ファン爆笑/将棋・ABEMA地域対抗戦

2025年3月31日(月)12時0分 ABEMA TIMES

 キュッキュと動いてその手は、早指しのイメージ?日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025」、予選Bリーグ2位決定戦、関東A 対 関東Bが3月29日に放送された。第1局、関東Aはチームのムードメーカーでもある佐々木勇気八段(30)が登場。関東Bが同門かつ同世代の高見泰地七段(31)ということもあり闘志を燃やすと、対局前の作戦会議では謎の動きも見せた。

【映像】佐々木勇気八段、突然の謎の動き

 佐々木八段は16歳1カ月という、史上6番目の年少記録で四段昇段を果たしてプロ入り。才能溢れる棋士で、また天真爛漫さも愛されてきたが、2024年10月から行われた竜王戦七番勝負で、念願のタイトル戦初登場。藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)の前に2勝4敗と、初タイトルには手が届かなかったももの、いずれはタイトルを取るだろうと言われている実力者の一人だ。

 そんな佐々木八段が対戦したのが、小学生時代から対戦経験があり、同じ石田和雄九段(77)門下の高見七段。高見七段は叡王で1期、タイトル経験がある。普段から交流はあり、お互いの手の内をよく知る、意識する相手だ。

 対局前の作戦会議で、監督・羽生善治九段(54)から高見七段の印象を聞かれた佐々木八段は「読み筋が結構噛み合わないところもある。受けに自信を持っているような指し手を選ぶことが多いので、そこに引っ張り込まれないように、攻める時は決めるくらいの気持ちでいきたいです」と、相手の術中にははまらないと宣言。羽生九段から「また叩き合いになりそうですね」と語りかけられると「いやー、時間攻めにします」と、スピーディに何度も指すような動きを見せ、周囲やファンを笑わせていた。

◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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