声優・白砂沙帆と諸星すみれが盛り上がってハイタッチ!オリジナルTVアニメ『アポカリプスホテル』先行上映会レポート
2025年3月31日(月)18時39分 ABEMA TIMES

2025年4月8日(火)より、日本テレビほかにて、オリジナルTVアニメ『アポカリプスホテル』が放送開始となる。
人類がいなくなり長い月日が流れた地球にて、再び人類を迎えることを待ち侘びながら、ホテル『銀河楼』で業務を行い続けるホテリエロボットのヤチヲが主人公となる本作。従業員ロボットを率いつつ、未知の地球外生命体がホテルに訪れることで起きるさまざまなドラマが描かれていく。
4月からのTV放送開始に先駆けて、3月29日(土)には第3話までが鑑賞できる『アポカリプスホテル』先行上映会&トークショーがユナイテッド・シネマ豊洲にて実施され、上映後にはヤチヨ役の声優・白砂沙帆とポン子役の諸星すみれの両名が登壇した。
原作のないオリジナル作品となるため、本作の第一印象について問われた白砂は「オーディションの資料でこの作品のことを知りました。そこからアフレコで台本をいただくたびにびっくりしていましたが、なかなか掴みどころの難しい作品で……」と一筋縄では語れない独特なストーリー展開だったことに触れる。
諸星も「毎話どうなっていくのかわからないままアフレコをしていましたが、最後まで何をやっていたのだろうと掴みきれていないかもしれないです(笑)。でも、完成してからすごいことをやり遂げたなという達成感がありましたね」と合いの手を入れていた。

上映された本編の内容にも触れつつトークショーは進行していくなか、白砂と諸星は本作が初共演だったことに話題が移る。白砂は「(諸星と)あまり現場でお話はできなかったのですが、ご挨拶をしてマイクの前で役として会話をしていましたね」とアフレコ時のことを振り返る。
キャスト陣にはチョーや榊原良子といったベテラン声優陣も名を連ねており、諸星も「ほかのキャストのみなさんのお芝居が斜め上から来ることもあって、それらをしっかり受け止められるように神経を尖らせるような、絶妙な緊張感がある作品でした」と振り返っていた。
白砂は続けて「ヤチヨとポン子としての空気感をすごく引っ張って出してくれたので、ご本人と会話をしていたような気になっていました」と声優ならではの掛け合いの妙について触れると、諸星から「(白砂が)お酒が好きだと聞いてスタッフさんやキャストさんと飲みにいくことになって、みんな心の中で感じていたこの作品の面白さについて語り合って盛り上がっていました(笑)」というエピソードも明かされる。
白砂も盛り上がり、諸星と元気よくハイタッチしていたことを明かすと、その模様を見た同席していたスタッフからも「2人、仲良いね!」という声が上がったが、その日が役としてではなく本人同士でしっかりと会話をした初めてのタイミングだったという。
トークショーの最後には『アポカリプスホテル』の見どころについて両名がアピールした。白砂からは「3話までご覧になったみなさんは、『アポカリプスホテル』ってこんな作品だとわかったと思っていませんか? それを覆していく展開がありますし、アニメーションとしても画期的な挑戦も今後出てくるので、最後まで見届けていただけると嬉しいです」と回答した。
諸星は「毎回度肝を抜かれると言いますか、斜め上からくるストーリー展開やキャラクターの魅力があるので、早くネタバレを気にせずに気持ちを共有したいですね。感動的な回もこのあとにありますし、ジェットコースターに乗っているように見られる作品になっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と締めくくった。
ロボットたちが人類を待ち続けるホテルにて、どんな物語が紡がれていくのか。オリジナル作品ゆえに先の展開が読めない『アポカリプスホテル』の放送に期待が寄せられる。

(C)アポカリプスホテル製作委員会
取材・写真・テキスト/kato