中村憲剛、40歳での現役引退「“なんで辞めるの!?”って、ほぼ全員に聞かれました」

4月2日(金)6時40分 TOKYO FM+

お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。3月20日(土・祝)放送のお客様は、元サッカー日本代表・中村憲剛さん。ここでは昨シーズン、40歳で現役を引退した理由について伺いました。

TOKYO FMの番組「土曜日のエウレカ」3月20日(土・祝)放送ゲスト:中村憲剛さん


◆「ついトレーナーに電話しちゃいそうに…」
川島:引退されて3ヵ月ほど経ちましたが、朝起きたときとか、まだ現役の脳になっている感じですか?
中村:そうですね。起きて、ご飯を食べて、クラブハウスに行ってトレーニングするっていうのを18年間続けてきたので。
川島:そうですよね。
中村:それが行かなくていいっていうか、“行けない”っていう。(今はもう)だいぶ(その感覚が)薄れてきましたけど、引退して最初の1ヵ月くらいは、本当にそんな感じでしたね。
川島:でも現役中は、体作りから、食事、睡眠など、いろんなケアをされていたと思いますが、今はそういった生活ではないということですか?
中村:今は、そういうことにまったく囚われずと言いますか、基本的には、24時間自分の良いパフォーマンスをするためや、コンディションのためにやってきたんですけど、それも考えなくなったので。
川島:何を食べてもいいという。
中村:そうですね。薬も何を飲んでもいいですし。
川島:逆に言うと現役中は規制されていた?
中村:そうですね。ドーピング違反っていうのがありますので。
川島:そうか。そんなつもりがなくても反応が出てしまうから。
中村:そうなんです。なので、市販のお薬は基本的にNGだったんですよ。クラブから出されるお薬を飲む決まりがあったので。病院も指定されたところに行っていたんですけど、今はそれもないです。“どこのクリニックに行ってもいいよ”って(笑)。
川島:まあそれが普通なんですけども(笑)。
中村:でもそれが、自分のなかで違和感しかなくて。ついついクラブのトレーナーに電話しちゃいそうになります(笑)。
◆「とりあえず35歳まで頑張ろう」と…
川島:ラストシーズンとなった2020年ですが、J1史上最速でのリーグ優勝や天皇杯初優勝と、クラブ史上初となる複数のタイトルを獲得された記念すべき年になりましたが、見ている者としては“(引退は)まだもったいないんじゃないか”と思ったりもするんですけど……引退を決意されたのはいつ頃の話なんですか?
中村:大体スポーツ選手っていうのは、“30歳を過ぎると下り坂”っていうふうに言われているんですね。なので、僕自身も“どこまでやれるかな”っていうのを考えたときに“とりあえず35歳まで頑張ろう”と。だけど、35歳に1年1年近づくにつれて“まだ全然できるな”っていう気持ちになり、“じゃあ、40歳だな”と。
川島:そうですよね。
中村:40歳になるといよいよ大台なので、そこまでは頑張ろうってなりました。
川島:40歳の年には、35歳のときのように“まだまだいけるな”っていうのはなかったんですか?
中村:ありましたけど、ここから次のキャリアを考えたときに、選手としては18年もやりましたし、40歳まで頑張ることができれば、次のことにチャレンジできる区切りの年になるかなって。
川島:もう1つの次のキャリアになると、40歳だと逆に若かったりしますもんね。
中村:そうですね。なので、いろんな選択肢が増えた状態でやれるかなって。例えば、45歳で引退したときに何ができるかってなると、いろんな準備も含めると難しくなるかなっていうところまで考えて40歳で引退しましたね。実際に、35歳からMVPをいただいたり、初優勝、連覇、YBCルヴァンカップも獲ったり、すべてが転がり込んできたので……。
川島:35歳から40歳がかなり濃かった。
中村:はい。めちゃくちゃ濃かったですね。
川島:だからこそ、40歳で引退っていうのもかなり勇気がいることだと思いますが、(引退表明したときに)仲間からも結構言われたりはしませんでしたか?
中村:“まだ100%できるでしょ!”“なんで辞めるの!?”っていうのは、ほぼ全員に言われました。チームメイトもそうだし、監督にも言われましたし、クラブの方にも。
川島:そうでしょうね。
中村:ただ、そういうことを言ってもらえるうちに辞めたかったんですよね。40歳で怪我だらけ、ボロボロっていうよりも、誰もが“まだできるだろう”って思っているなかで引退したいっていうのは自分のなかでありました。だから、毎年の体作りも含めて、1年1年覚悟をもってやっていきましたね。
▶▶毎週土曜の55分間だけ営業する旅行会社EDC(=Eureka Drive Corporation)の社員たちが担当するPodcast番組(Spotify/AuDee )も、ぜひチェックしてください!
次回4月3日(土)のお客様は、漫画家・森田まさのりさんです。どうぞお楽しみに!
<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜
放送日時:毎週土曜 17:00〜17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/

TOKYO FM+

「中村憲剛」をもっと詳しく

「中村憲剛」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ