“ヒロアカ”スピンオフアニメ『ヴィジランテ』第1話あらすじ・先行カット解禁!航一役の梅田修一朗「他人とは思えない」
2025年4月4日(金)19時0分 ABEMA TIMES

4月7日(月)より放送がスタートするTVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』より、第1話「俺がいる」の先行カットとあらすじが公開された。また、第1話の放送に向けて、航一役・梅田修一朗のオフィシャルコメントが到着した。
本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で10年にわたって連載され、昨年8月に完結を迎えた、堀越耕平氏による大人気コミック『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”の公式スピンオフシリーズ。平凡な大学生、灰廻航一と、地下アイドルのポップ、そして掃除人・ナックルとの衝撃的な出会いのエピソードが描かれる。“個性”を活かした迫力のアクションシーンに加え、“ヒロアカ”ファンにはお馴染みのプロヒーロー達の活躍も見どころの一つとなる。









第1話「俺がいる」
【あらすじ】
総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持ち、政府認可の下、その“個性”によって社会を守る“ヒーロー”という存在が確立された世界。平凡な大学生、灰廻航一はかつて諦めたヒーローへの憧れを捨てきれず、「親切マン」を名乗ったヒーローまがいの人助けを密かな楽しみとしていた。ある日、コーイチはゴロツキに絡まれ危機一髪のピンチに陥る。その時、コーイチの前に現れたのはヒーローでも警察でもなく…?
■航一役・梅田修一朗 オフィシャルコメント

——『ヴィジランテ』の世界観の中で、魅力的に感じている部分を教えてください。
「タイトルの『ヴィジランテ』とは、『僕のヒーローアカデミア』で焦点の当たったプロヒーローではない、認可を受けていないけれど人を助けたいという思いを持った人たちのことを指します。“ヒロアカ”でヒーローたちの活躍が華々しく描かれていた一方で、僕たちと変わらない生活を送っている人たちも自分なりの正義を持ち、街を守ろうとしている。「もし自分が“ヒロアカ”の世界に生きていたら、こういう生活をしていただろうな」と自分に置き換えてリアルに楽しめることが最大の魅力だと思いました。」

——演じる航一の印象も聞かせてください。
「物語の主人公なのに、冴えない子だなぁ〜というのが第一印象でした(笑)。その冴えない部分が自分に重なって、性格も似ているところがたくさんあって、航一のことは他人とは思えません。航一の行動や人と関わって成長する姿を見ていると、かつての自分を思い出します。航一のヒーローへの思いと同じで、僕の場合は“役者”に対してです。アニメは好きだし声優に憧れる気持ちはあるけれど、「自分なんかなれるわけない」と挑戦してもいないのに決めつけていたり、きっかけとなる人と出会って夢への一歩を踏み出したり……。そんなことを色々と思い出してしまいました。」

——“ヒロアカ”同様に、熱いシーンや名セリフが続々登場する本作。第1話の物語の中で、「これは熱い!」と感じたのはどのシーンでしょうか。
「全部熱いから迷ってしまいますが、まずは、始まってすぐにオールマイトが登場するところではないでしょうか。小さい頃からオールマイトに憧れている航一の「オールマイトは生で見るとすごいな〜!」というセリフがありましたが、僕も役者を志している時に“ヒロアカ”を見て「オールマイトかっこいいな〜!」と思っていたので、そのセリフは僕と航一がシンクロした瞬間でもありました。デクのナレーションから始まるのも“ヒロアカ”ファンとしてはワクワクしますよね!あとはやはり、航一がナックルと出会い、ヴィジランテへの道を一歩踏み出すシーンは本当に胸が熱くなりました。」

——(放送前公開用)第1話の見どころや注目ポイントを教えてください。
「“ヒロアカ”のスピンオフ作品ですが、“ヒロアカ”を見ていない方でも楽しめる作品になっています。総人口の約8割が“個性”を持っているという特殊な設定ではありますが、“ヒロアカ”では描かれなかった、ヒーローになれなかった人、ヒーローに興味がなくただ平和に過ごしたい人などの日々にフォーカスが当たり、僕たちの日常とリンクするような部分がリアルに描かれています。そんなストーリーに注目してください。」
なお、インタビューの全文は、公式サイトにて公開中。
(C)古橋秀之・別天荒人・堀越耕平/集英社・ヴィジランテ製作委員会