2人だけの監禁劇に漂う静やかで不穏な空気、『ベルリン・シンドローム』特別映像

2018年4月5日(木)18時0分 映画ランドNEWS

サンダンス映画祭をはじめ世界各国を震撼させたセンセーショナルで危険な問題作『ベルリン・シンドローム』が4月7日(土)より公開される。この度、本作の特別映像が解禁となった。



凶悪殺人犯に理不尽に襲われた被害者の恐怖と戦慄をスリリングに描いたメラニー・ジョーステンのベストセラー小説を、『さよなら、アドルフ』などで知られる俊英ケイト・ショートランド監督が映画化。旅先で惹かれた男の異常な罠にはまってしまう主人公・クレア役に『ライト/オフ』『ハクソー・リッジ』のテリーサ・パーマー、彼女を誰も住んでいない集合住宅に監禁する青年・アンディをマックス・リーメルトが演じる。



脚本を読んだ時のことを「夢中になった」と振り返るテリーサ・パーマー。「テーマもキャラクターも複雑な世界観もいい。物語の描き方がとても詩的だったのよ」と映画が持つ世界観を絶賛している。



この映像に散りばめられた本編映像では、クレアを監禁したアンディ(マックス・リーメルト)が「窓は開かないよ」と近づいても彼女は大きなリアクションも見せず、彼の顔を撫でまわし「あなたが普通じゃない」と告げ、アンディは自ら傷つけたクレアの指先にキスをして「君にこんなことをしたなんて」とつぶやくなど、通常の監禁劇では決して観られない男女の深い感情に基づく静かなやりとりを、詩的な映像で捉えられている。



映画『ベルリン・シンドローム』は4月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレス他にて全国公開


© 2016 Berlin Syndrome Holdings Pty Ltd, Screen Australia


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