安倍首相、昭恵さんにペラペラ喋られるくらいなら総辞職も?

4月5日(木)7時0分 NEWSポストセブン

天真爛漫な夫人が悩みのタネ?(時事通信フォト)

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 森友問題で窮地に陥った安倍晋三首相に対し、麻生太郎・副総理兼財務大臣や菅義偉・官房長官、二階俊博・自民党幹事長ら政権を支える自民党の実力者たちは“安倍以外”の後継者を模索している。


 二階氏に近いベテラン議員は、「内閣支持率がここまで下がると、来年の統一地方選と参院選に大きな影響が出るのは間違いない」として、“最悪の場合は内閣総辞職”の可能性にも言及した。


 安倍首相が麻生、菅、二階各氏ら実力者のそうした「面従腹背」に気づいていないはずがない。だから首相周辺から出始めた「電撃解散論」が現実味を帯びるのだ。大叔父の佐藤栄作・元首相が1966年、政界汚職の際に行った「黒い霧解散」を再現する可能性である。この時の総選挙は自民党が勝利した。


 首相にすれば、解散論は政権幕引きに動く実力者たちに対して「死なばもろとも」と覚悟を示す恫喝であり、勝利すれば彼らの権力を削げるという賭けでもある。


 そうなると、“ポスト安倍政局”を目論む側は、解散を阻止して安倍首相を倒すしか道はなくなる。


 その際に安倍首相を退陣に追い込む切り札が存在する。安倍昭恵夫人の国会招致だ。佐川喚問後、野党側が「疑惑が晴れない」と昭恵夫人の証人喚問を要求しているのに対して、自民党側は、「その必要はない」(森山裕・国対委員長)と突っぱねている。


 しかし、森友事件以来、会見も開かず、講演行脚では言いたい放題、「野党のバカげた質問ばかりで、旦那さんは毎日大変ですね」とのフェイスブックの投稿に、「いいね」を押して野党の怒りに火を付けるなど、その空気が読めない言動に与党内の我慢は限界に達している。


 ついに自民党執行部から、「安倍昭恵さんという存在が政権に迷惑をかけたことは事実だ」(竹下亘・総務会長)と批判が公然とあがり、石破茂氏ら反主流派には昭恵夫人の国会証言を望む声が強い。自民党国対幹部が語る。


「総理は昭恵夫人を国会で証言させることだけは絶対に避けたい。だから、もし、総理が解散などと言いだして“殿、ご乱心”となったときは、最後の手段として“本人の言葉で潔白を晴らすしかありません”と与野党で昭恵夫人の国会招致を合意する。国会で決めれば総理にもストップをかける権限はない」


 昭恵夫人の性格からすれば、国会招致が決まれば逃げないかもしれないが、安倍首相のプライドはズタズタになる。


「総理は天真爛漫な夫人に国会でペラペラ喋られて恥をかかされるくらいなら、間違いなく内閣総辞職の道を選ぶ。ボロを出すのが心配だからではなく、夫としてのプライドの問題だろう」(同前)


 国民が知りたいのは、前国税庁長官の佐川氏はじめ財務省のエリート官僚たちが、なぜ、公文書の改竄という国家を揺るがす犯罪に手を染めなければならなかったかの真相だ。


 それなのに、総理大臣は「あとは国民が判断すればいい」と責任を放棄し、権力維持のために「黒い霧解散」をちらつかせて党内の反乱分子粛清に走り、総理の暴走に怯える政権首脳と自民党執行部は手段を選ばず引きずりおろそうとしている。


 この国の政府・与党の政治家たちには、もはや国民の姿は映っていない。


※週刊ポスト2018年4月13日号

NEWSポストセブン

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