『名探偵コナン 緋色の弾丸』高山みなみ、公開を待つファンを想い涙 浜辺美波は“マスタング”からの登場に歓喜

2021年4月6日(火)19時43分 映画ランドNEWS

映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』完成披露舞台挨拶が6日、都内・東京国際フォーラムにて行われ、高山みなみ(江戸川コナン 役)、山崎和佳奈(毛利蘭 役)、小山力也(毛利小五郎 役)、池田秀一(赤井秀一 役)、日髙のり子(世良真純 役)、森川智之(羽田秀吉 役)、浜辺美波(石岡エリー 役)が登壇した。



今作では、世界を巻き込んだ未曽有の大事件を解決するために、劇場版には20作目の『純黒の悪夢(ナイトメア)』以来の登場となる“FBI捜査官で射撃の名手”である赤井秀一、赤井の弟である“7冠を達成したプロ棋士”羽田秀吉(吉は上が土)、妹である“女子高生探偵”世良真純、そして3人の母親で“領域外の妹”と名乗る謎に包まれた女性・メアリーが集結。原作でも未だ全員が揃って顔を合わせたことがない“赤井一家(ファミリー)”の共演がスクリーンで実現するのか?世界を射抜く、謎に包まれた危険な一家、“赤井一家(ファミリー)”がどのように事件に関わっていくのか、そしてお互いを信頼し合っているコナンと赤井はどんな活躍を見せるのか?注目が集まる。



イベントは、影ナレで高山による開幕宣言「2020年4月。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、私たちは劇場版 名探偵コナンシリーズが始まってから初めて、1年間の公開延期という判断をすることになりました。それは、原作者の青山剛昌先生をはじめキャスト・スタッフ一同、とてつもなく苦しい判断でした。なぜならそれは…毎年、本当に映画を楽しみにしてくださっているコナンファンの皆様の想いを知っているからです。そして、2021年4月、いよいよ皆様のところへこの映画を届けられる時がきました!この1年間、コナンファンの皆様が長い間待っていてくださったからこそ、こうして今日この日を迎えることができています。この映画は、出来上がっただけでは決して完成はしていません。待ってくださっている皆様に、本日この会場にお越しくださったあなたに!観ていただいて、初めて完成するものです!」と涙ぐみながら想いを打ち明ける。



さらに、各レギュラー声優陣よりキャラクターボイスで「みんな!待たせちまったなぁ!」(毛利小五郎)、「ありがとね!待っててくれて!」(毛利蘭)、「お待たせ!」(世良真純)、「まさ…待たせちゃったね!」(羽田秀吉)、「そんな顔をするな。もうすぐ会える。」(赤井秀一)、「みんな…いよいよだぜ!!」(江戸川コナン)とそれぞれコメントがあると、会場のボルテージは一気に最高潮に。また、赤井秀一が運転する車・マスタングから池田のエスコートにより浜辺が華やかに登場し会場を沸かせた。



1年の公開延期を経て、ようやくファンのもとへ作品を届けられることに高山は「(開幕宣言にて)1年分の想いが…どうしても溢れてしまって…江戸川コナンは泣きませんが、高山みなみは意外と泣くので(笑)(作品を届けられることが)本当に嬉しくって、感染拡大の時はアフレコを中心にお休みになっていたりしたので、目につくところにコナン関連のものを置かないようにしていたくらい“コナン断ち”をしていました。それくらい生活の一部なんです。(キャストやスタッフ、ファンの)みんなに会いたいし、寂しくなってしまって…今その分の想いがグッとこみ上げてきています」と明かした。



山崎も「本当に、待っていてくださって『ありがたい』の一言。この1年はコナンの映画だけではなく、いろんなことが思うようにできないことがたくさんあったと思います。蘭ちゃんもずっと新一を待っているんですが、悲惨な思いで待っているわけではないんですよね。待っていながらも、その生活に順応して園子と楽しくやったり…待っていることも楽しいと思えるような、そんな日々にしていけたらいいなと思います」と、新一を待つ蘭と公開を待つファンの心情を重ねてコメントした。



今作でのキーマンとなる“赤井一家(ファミリー)”。赤井秀一役の池田は「TVシリーズから赤井秀一という役をいただいて出た時には『(収録が)2〜3分で終わっちゃうんだろうな』と。まさかこんなに大きく膨らむキャラクターだとは思ってもいませんでした。今回は“赤井一家(ファミリー)”を引き連れて、いろいろとご厄介になりますが、一つ穏便に宜しくお願いします(笑)」と話した。


続けて「最近、“安室(透)”というのが人気だと話を聞きまして…実は先日(安室透役の古谷徹に)会ったんです。『頑張ってくれよ』と心にもないことを言われまして…安室に負けてなるものかと。精一杯頑張った作品です」と笑いをさらった。



「真空超電導リニア」客席担当の石岡エリーを演じた浜辺は、「まさかマスタングに乗せていただけるとは思わず…(キャストの)皆さんとお会いすることができたことに打ち合わせの段階から手が震えていました。マスタングの中で涙していました(笑)地に足が付いていないような、ふんわかしているような夢のような感覚です」と感激している様子。大のコナン好きで知られる浜辺は「コナンくんの映画もそうですが、(レギュラーキャストに囲まれてみて)一定の感動と迫力を超えると自然と涙が出ているんですよね。幸せです!」と笑みをこぼした。



また、名前の由来が「タッチ」の浅倉南(みなみ)だという浜辺は、浅倉南の声優である日髙との共演に「『タッチ』の浅倉南ちゃんのことが両親2人とも大好きで、『南ちゃんのような、賢くて可愛くてみんなに愛されるような人になってほしい』ということで“美波(みなみ)”とつけてくれました。(日髙との共演に)母も喜んでいました!このご縁に瞳を潤ませています!」と喜び。


そんな浜辺に、日髙は「浜辺美波は浅倉南を超えていると思います!美波ちゃんのような可愛らしい女の子が、私が過去に演じたキャタクターにちなんだお名前をつけていただいて…そんな美波ちゃんが成長して世良真純になった私と同じ作品で共演できるなんて、私にとっても夢のような、嬉しいご縁です!」とコメント。同じく“みなみ”の名前をもつ高山に浜辺は「幼少期の頃に、高山さんとお名前が一緒で『え?コナンくんて“みなみ”なの!?』って本当に嬉しかった思い出があります!」とにっこり。高山は「嬉しいね〜!!」と満面の笑みを浮かべていた。



映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』は4月16日(金)より全国東宝系にて公開


(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


映画ランドNEWS - 映画を観に行くなら映画ランド

映画ランドNEWS

「名探偵コナン」をもっと詳しく

「名探偵コナン」のニュース

「名探偵コナン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ