名作ラブコメを参考に!主演2人が交際に発展『ラブ・セカンド・サイト』の魅力に迫る

2020年4月7日(火)16時0分 シネマカフェ

『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』 (C) 2018 / ZAZI FILMS - MARS CINEMA - MARS FILMS - CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - C8 FILMS

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パリを舞台に、オシャレな街並みやファッションを楽しみつつ、笑いあり、そして感動ありで大人のラブストーリーを描く『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。「ラブセカ」の愛称がじわじわと浸透し始めた本作の魅力に迫った。



監督やキャストも大のラブコメ映画好き!

本作は、フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」による2010年代のラブコメ映画ランキングでは、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』など数々の名作を押さえ、見事1位となった注目作。描かれるのは、ひと目惚れから結婚した、ベストセラー作家のラファエルとピアニストを目指すオリヴィアを巡る物語。2人が大喧嘩をした翌朝、ラファエルはオリヴィアがピアニストとして成功し、彼女と立場が逆転した“もう一つの世界”で目覚める。その上、2人の出会いはなかったことになっていて…というストーリー。

そんな本作のユーゴ・ジェラン監督はもちろん、キャストたちも大のラブコメ映画好きだという。ジェラン監督は製作のきっかけについて、『アバウト・タイム』をはじめとするリチャード・カーティス作品や、『恋はデジャ・ブ』『エターナル・サンシャイン』『her/世界でひとつの彼女』などの名作を次々に挙げ、「ハリウッド映画の名作ラブコメのような作品を作りたかったんだ。フランス風のテイストでね」と語っている。


『恋はデジャ・ブ』のハロルド・ライミス監督にちなんで名付けられたという、主人公ラファエル・ラミシー役のフランソワ・シビルは、「僕もラブコメ映画にはかなりこだわりがあってね(笑)。でもユーゴの脚本は、そんな僕にぴったりだと思ったんだ!」と、ラブコメ映画ファンとしても魅力的な企画だったと語っている。

準備段階からラブストーリー全開!?

そんな本作は、撮影前最後の準備として、ジェラン監督自らがラブストーリーのはじまりを予感させていた(!?)フランソワとジョセフィーヌを連れて3人でのプラハへの小旅行を企画。フランソワは、「いざ撮影という段階になったときには、僕らは音合わせもバッチリのオーケストラみたいだった。ちょっとユーゴのほうを見ただけで、彼がどういうふうにして欲しいか分かるくらいだったよ」と、ふり返っており、旅行は大正解だったようだ。

また、以前日本で行われた試写会では、驚異の女性満足度96%を記録。オリヴィアを思いやることができなかったラファエルが、ラストで“愛”を知り、運命の決断を下すシーンにも感動の声が寄せられている。

プライベートでも交際に発展した主演2人!パリのオシャレなファッションに、コメディもたっぷり楽しめる

主人公ラファエル役のフランソワは、第72回カンヌ国際映画祭で今後の活躍が期待される新人に贈られる「ショパール・トロフィー」を獲得した注目の俳優。また、オリヴィア役のジョセフィーヌは、その弾ける笑顔でフランスを夢中にした才色兼備の女優という美男美女カップル。この2人は、本作での初共演をきっかけになんとプライベートでも交際に発展しており、まさに息ぴったりの掛け合いやラブラブなシーンには注目。


また、ファッションに笑いにと、楽しめる要素はたっぷり! 舞台であるパリのオシャレな街並みはもちろん、メガネ姿やアップのヘアスタイル、コートの着こなし、ピアニストとしての舞台でのドレス、オフのざっくりとしたニット姿など、オリヴィアがパリジェンヌの着こなしも披露。さらに、ラファエルの親友・フェリックスにも注目。フランス版ビル・マーレイともいえるような、クスッと笑えるバンジャマン・ラベルネの演技も要チェック!

『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。

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