『1917』ジョージ・マッケイ、権力と差別に立ち向った伝説のギャング役に挑む!
2021年4月7日(水)18時0分 シネマカフェ
『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』(C) PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019
19世紀のオーストラリア。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッド・ケリー。これまで英雄としてのみ語られていたネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り、闘う、ひとりのアイルランド移民の若者として描き出したピーター・ケアリーのブッカー賞受賞同名原作を映画化。
かつて、ミック・ジャガーが『太陽の果てに青春を』で、故ヒース・レジャーが『ケリー・ザ・ギャング』で演じたネッド・ケリー役を、主演作『1917 命をかけた伝令』で次世代の才能として世界中が注目するジョージ・マッケイが継承。
母親が幼いネッドを売り渡すブッシュレンジャー(盗賊)のハリー・パワーにラッセル・クロウ、ネッドに屈折した想いを寄せ、執拗に追い詰める警官のフィッツパトリックにニコラス・ホルト。
ネッドの家族に横暴を尽くすオニール巡査部長にチャーリー・ハナム、さらに『ジョジョ・ラビット』トーマシン・マッケンジーなど豪華キャスト陣も見逃せない。
監督は、『アサシンクリード』でハリウッドに進出したジャスティン・カーゼル。現代性とパンク精神を加えた斬新な表現で“伝説”に挑んでおり、オーストラリア・アカデミー賞では主要12部門ノミネート、3部門受賞。カルト・ムービーの巨匠ジョン・ウォーターズ監督が“2020映画ベスト10”に選出している。
『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』は6月18日(金)より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。