「成れの果てやんか」大御所女性タレント(69) 性暴力認定の中居正広氏への“痛烈苦言”に「ど正論」と支持続々
2025年4月7日(月)14時45分 女性自身
フジテレビが設置した第三者委員会が3月31日に公表した調査報告書のなかで、同局の元アナウンサー女性(以下、女性A)への性暴力が認定された中居正広氏(52)。
報告書の内容は週末の情報番組やワイドショーでも大きく取り上げられ、出演者たちの意見にも注目が集まった。そんななか、4月6日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)では、MCの上沼恵美子(69)が中居氏に怒りを爆発させる一幕があった。
番組では約30分にわたって、中居氏の性暴力やフジテレビによる二次加害を認定した報告書を特集。中居氏がトラブルの前段となるBBQの会を開催するにあたり、元編成幹部B氏にフジテレビの女性アナウンサーを誘うように促したメールのやりとりや、トラブル当日に女性Aに嘘をつく手口で誘い出したことなどが紹介された。
上沼はこうした事実に対して、「鳥肌っていうのが、背筋がゾッとした」とコメント。「中居さんのイメージって、やっぱあったんですよ。前も言ったけど『芝居上手いしな』とか思ったけど、こうなると『こんな人やったんや』って皆も思ってるでしょうけど、私、中居さんのファンにどない言われたって言わして頂くわ」と続け、こう言い放ったのだった。
「クズやな。(女性を)モノ扱いっていうのと、『自分が何様じゃ』って私は言いたい」
また自らのエピソードを持ち出し、「例えば私ごときでもね、読売テレビに車着きますよね。そしたら(スタッフ)3人か4人が『おはようございます!』って立って下さってるのね、いつもね。で、ものすごく恐縮するの」とコメント。その上で中居氏についても“周囲から持ち上げられてきたのではないか”と指摘し、こう続けた。
「悪いけど、調子に乗るんよな。やっぱりね、芸能界だけで生きてきて、そこで頂点早く極めてるっていう人は、調子に乗って勘違いしてる。で、局の人なんて4年制のええ大学出て、難関のテレビ局に入って。そんな人がどうでもいいタレントに、『おはようございます!』って言うて。(中略)あまりにも『よろしくお願いします!』『弁当どうぞ!』って(言われて)、もう勘違いすんねん。頭悪いから、私ら。中居さんが頭悪いって言ってんじゃないんだけど、要は調子に乗って、(スタッフたちが)何でも言うことを聞くみたいな気持ちに、きっと思い上がってたなと思いますね」
上沼の怒りは止まらず、「もう調子に乗らしたらアカンねんって!成れの果てこんなんやんか。女をモノ扱いにして。1人の女の人の人生を無茶苦茶にしたんやで」と一刀両断。番組でここまで述べるつもりはなかったというが、「アカンわ、この口は止まらない。どうにかして下さい」「ホンマ、腹が立つねん」と憤っていた。
「上沼さんは1月12日の放送回でも、中居さんに対して『女性にいくら払ったからええやろとか、法律的にはOKだなんて、言ってんのは思い上がり』などと苦言を呈していました。中居さんは同月9日に発表した謝罪文のなかで、当事者間で示談が成立していること、今後も芸能活動を継続できることなどを報告。このときトラブルの経緯や事実関係は明らかになっていませんでしたが、上沼さんは中居さんの演技力を評価していただけに、言い訳めいた説明に落胆したようです。
今回公表された調査報告書では、中居さんの卑劣ともいえる言動が明るみになり、いっそう衝撃を受けたのではないでしょうか。上沼さんは私見を述べることで『またネットで無茶苦茶言われる』と漏らしていましたが、言わずにはいられなかったようです。また、ここまで中居さんをバッサリと糾弾した芸能人は少ないため、胸のすく思いをしたという視聴者もいたようです」(テレビ誌ライター)
上沼の発言を取り上げたニュースのコメント欄やXでは、次のように賛同する声が広がっている。
《上沼さんど正論だ》
《被害者の立場で考えられてるなと感心しました》
《さすがは上沼恵美子さん!よく言ってくれました。ありがとうございます》
《この件に関しては上沼さんの言うとおりだと思う。 SMAPは長い間売れないときもあったのに、 チヤホヤされて大事なことを忘れてしまったんだろうな。 元アナウンサーさんの心の傷は相当深い。 自分が引退することやお金で解決できることではない》
《物凄い剣幕でしたね。これだけ本音でバシバシ言ったのはえみちゃんが初めてです。 さすがえみちゃん、とにかく痛快でした…》