伊達公子さん「彼を否定すると自分を否定することになる」 お互い再婚も元夫クルム氏とは現在も仲良し

写真を拡大

　元テニスプレーヤーの伊達公子さん（54）が7日、NHK「あさイチ」（月〜金曜前8・15）にVTR出演。30代で結婚した元夫、そして50代で再婚した現在の夫との関係を語った。

　視聴者の悩みを人生の先輩である著名人に直接聞く好評企画「教えて先輩たち！」の第5弾に登場した伊達さん。

　そのなかで「結婚の良さを教えてください」という視聴者の要望に答えることになった。

　夫婦円満の秘けつを聞かれた伊達さんは「私はですね、ケンカしても2時間以内に終える」と笑顔。

　もちろん目指しはするものの、なかなか2時間以内で終えることは難しいとはいうが、「夫婦ごとに自分たちのやり方を見つけることの楽しさがまた結婚の楽しさじゃないかなと思いますね」と柔和な表情で語った。

　「やっぱり30代で結婚したことと、また50代になってから2回目の結婚をしたことっていうのも、やっぱり求めるものも変わってきているし。今は何気ない時間がいいかな。何もしてないけど、癒しじゃないですけど、それが心の安定というか」

　伊達さんはドイツ人レーシングドライバーのミハエル・クルム氏（55）と2001年12月1日に結婚したが、16年9月26日に離婚を発表。その後、5年ほど交際してきた一般男性と22年1月に結婚したことを自身の52歳の誕生日である同年9月28日に発表した。

　元夫のクルム氏もすでに日本人女性と再婚しているが、元夫妻は現在も良好な関係を築いている。

　「ヨーロッパではそういうのが別に不思議ではないし、そういう人はいっぱいいるし。彼を否定すると自分を否定することになるかなって思っていて。30ぐらいからずっと過ごしてきた時間は当然楽しかったので。それがあるから今がある。そこがなかったら今もないかもしれないと思っているので」と元夫との仲良しぶりについても語った。