仲林圭の“龍”が出た!超高打点バトルを締めた「配牌ドラ5」の仰天跳満、首位猛追の特大トップ/麻雀・Mリーグ

2025年4月8日(火)9時0分 ABEMA TIMES

 序盤から高打点が飛び交うスリリングな展開、試合を決めたのもまた、ド派手な跳満だった。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズの初日、4月7日の第2試合は連覇を狙うU-NEXT Pirates・仲林圭(協会)が、トップを獲得した。

【映像】一撃でトップ目浮上!仲林、会心の親跳満

 第1試合は“船長”こと小林剛(麻将連合)が得意の仕掛けを駆使して2着。続く当試合は起家から渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)、仲林、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)の並びでスタートした。

 東1局は多井が渡辺から7700点のアガリ、同2局はその渡辺が跳満をツモるという高打点の応酬。東3局、親を迎えた仲林は、ソウズの混一色を目指す渡辺、クイタンでいち早くテンパイした茅森の攻めに対して、11巡目に2・5索待ちで追いついて即リーチ。これを一発でツモってリーチ・一発・ツモ・平和・赤・裏ドラの1万8000点のアガリ。一撃でトップ目に浮上した。さらに東3局2本場は渡辺から親満貫をゲット。ダントツ状態となった。

 こうなると仲林は守る。リーチを封印し、仕掛けでライバルの親を蹴りにかかった。しかし茅森が南4局で親満貫、同1本場に7700点(+300点)をアガると、同2本場はわずか400点差という接戦となった。ここで仲林は1巡目に“ドラ3・赤2”という大チャンスを得る。リーチ棒を出すとその場で2着に落ちてしまうが、6巡目に四・七万待ちでテンパイすると「アガったほうが早い」と判断して即リーチ。その後、茅森のリーチ宣言牌である四万を捕らえてリーチ・赤2・ドラ3の1万2000点(+600点)が完成、大トップを手に入れた。

 勝利者インタビューでは「めちゃくちゃ激しかったですね、打点が高かった」と試合を振り返り、1万2000点以上の高打点が3回もアガれたことは「すごくツイてました」とコメント。試合前、小林が“2着・トップ”を“作戦”として掲げていたと明かし「僕がトップ役、どういう作戦なんだろうと思いながら、作戦通りトップが取れて良かった」とひと笑い。

 セミファイナル直前、仲林は中国で仕事をしており、多数の現地麻雀ファンから優勝へ向けてのエールを受けた。「その言葉を叶えられるように、連覇を目指してパイレーツ4人で頑張っていきます」と力強く語る仲林に、ファンからは「ジャガばやし加油」「ないすぅー!」「加油!!!」と応援の声が寄せられた。

【第2試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)5万9800点/+79.8
2着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)3万4200点/+14.2
3着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)3000点/▲47.0
3着 赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)3000点/▲47.0

【4月7日終了時点での成績】

1位 赤坂ドリブンズ +496.4(2/20)
2位 U-NEXT Pirates +333.4(2/20)
3位 セガサミーフェニックス +239.6(2/20)
4位 TEAM雷電 +165.2(0/20)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +104.0(0/20)
6位 渋谷ABEMAS ▲204.1(2/20)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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