宮沢氷魚、家族との食事の時間を大事に「自分で料理も」 スーパーに行くのも楽しみ
2025年4月8日(火)7時0分 マイナビニュース
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合 毎週日曜20:00〜ほか)で田沼意知役を好演中の宮沢氷魚。4月1日にスタートしたドラマ10『しあわせは食べて寝て待て』(NHK総合 毎週火曜22:00〜)では薬膳料理が得意な羽白司役を演じている。食事のシーンも大切に描かれる本作だが、宮沢自身も食事の時間をとても大切にしているという。
『しあわせは食べて寝て待て』は、一生付き合わなければならない病気(膠原病)にかかったことで、会社務めから週4日のパート生活への変更を余儀なくされ、家賃5万円の団地暮らしを始めた38歳独身・麦巻さとこが、薬膳料理と団地や職場の人間関係を通して心身を取り戻し、身近にあった自分次第の幸せに気づいていく物語。主人公のさとこを桜井ユキが演じ、隣に住む大家の美山鈴を加賀まりこ、鈴の同居人で“料理番”の羽白司を宮沢氷魚が演じる。
宮沢演じる司は、家賃代わりに家事を担当。旬の食材を取り入れた薬膳料理が得意で、ゆるやかにその効能を楽しんでいる。親切で団地のお年寄りには何かと頼りにされているが、あまり自身のことを語らず謎が多いという役どころだ。
宮沢自身、司と「似ている」と感じているという。
「基本的に笑顔で、つらいことがあってもつらいなりに笑っていたいというか、落ち込みたくないところがあるので、そこは司に近いものがあると思います。僕は3人兄弟の長男なので、家庭とか兄弟関係でケンカをしても、そこで暗くなるのが嫌で笑ってごまかしていたところがあって。つらいときも笑っていると、気がついたらハッピーになっていることもあるので、そうありたいなと」
料理好きな点も司と似ているようだ。
「僕も料理が好きなので、けっこう自分で料理も作ります。仕事が忙しくなるとなかなか作る時間もないので、現場のお弁当やコンビニのご飯になりがちですが、この作品にも出てくるように、干しあんずや杏仁豆腐を食べたり、無理なくできることを取り入れたいなと。自分が摂取している食材の効能を知ると、より食べることが楽しくなるし、作るのも楽しくなると思うので、そういうことも楽しんでいけたらと思います」
また、「もともとうちの実家も、みんなでご飯を食べることを大事にしていて、そこから生まれる会話があって、今も大切にしています。今は外食が豊富になったり、配達のご飯もあったり、自分だけの時間になりがちですが、誰かと共有した方が僕は楽しいし、ストレス発散にもなるので、食事の時間は日々大事にしています」と述べ、「今日は仕事が早く終わるので、スーパーに行くという楽しみがあって。クリームシチューを作ろうかなと思っています」と笑顔で話していた。