挑戦者・永瀬拓矢九段が83手目を封じる 藤井聡太名人との開幕局はすでに終盤戦も互角のまま2日目へ!/将棋・名人戦七番勝負

2025年4月9日(水)18時40分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負が4月9日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で第1局1日目の対局を行い、手番の永瀬九段が83手目を封じて指し掛けとした。あす10日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。

【映像】藤井名人VS永瀬九段 封じ手の様子

 防衛3連覇を目指す藤井名人に、初の名人奪取を狙う永瀬九段が挑戦する注目のシリーズ開幕局。本局は振り駒で永瀬九段の先手となると、角換わり腰掛け銀の出だしから速いスピードで指し進められることとなった。

 昼食休憩までの進行は、今年3月に行われた棋王戦五番勝負第3局の▲藤井棋王 対 △増田康宏八段戦で千日手が成立した一局で、前例がある将棋に。藤井名人に研究の用意があると見られており、永瀬九段は持ち時間をたっぷりと投入してその真意を探ることとなった。

 盤上はすでに80手以上進行し、終盤戦の様相だ。しかし、ABEMAの「SHOGI AI」は互角の数字を示しており、両者の驚異のバランス力が見て取れる。午後6時30分、立会人の島朗九段(62)が封じ手の定刻となったことを告げると、手番の永瀬九段はすぐに封じる意志を示し指し掛けとした。封じ手の考慮時間は1時間55分。

 激戦が見込まれる2日目の戦いで、先に抜け出すのはどちらか。その展開から目が離せない。第1局は、あす10日午前9時頃に封じ手を開封し対局が再開される。

 持ち時間は各9時間の2日制。

【封じ手時点での残り持ち時間】

▲永瀬拓矢九段 4時間00分(消費5時間00分)
△藤井聡太名人 6時間14分(消費2時間46分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

ABEMA TIMES

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