菅野美穂×赤楚衛二が謎を追う!『近畿地方のある場所について』予告編

2025年4月9日(水)6時0分 シネマカフェ

『近畿地方のある場所について』(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

映画『近畿地方のある場所について』の主演が、菅野美穂と赤楚衛二であることが発表。併せて予告編とティザービジュアルも到着した。

本作は、発行部数35万部突破、いま話題沸騰中の小説の映画化。突然、行方不明となったオカルト雑誌の編集者は、失踪直前まで未解決事件の捜査資料や怪現象にまつわる特集記事、お蔵入りとなった過去の取材メモなど様々な情報をかき集めて何かを調べていたらしい。そんな彼の行方を捜す同僚の編集部員・小沢は、ライターの千紘と共に、それら全ての出来事が近畿地方のある場所で起きていた事実を知ることに。

菅野は、失踪事件の調査を進めるにつれて“ある場所”へと導かれていくオカルトライター・瀬野千紘、赤楚が、彼女と行動を共にしていくうちに、“ある場所”の謎に魅せられていく雑誌編集者・小沢悠生を演じる。

公開された映像では、千紘が「行方不明の友人を探している」と独白するシーンからスタート。調査の過程で入手した数々のビデオ映像を再生すると、そこには【未解決の幼女失踪事件】【林間学校での集団ヒステリー】【ベランダに立つ赤い服の女】【動画配信者が心霊スポットに凸撃して狂乱】など、様々な怪奇現象が記録されていた。観客は、登場人物と同じ視点で禁断の謎の扉を開き、その場所へと導かれていくこととなる。

さらに、先日公開された顔面を覆うQRコードが外され、今回のビジュアルでは、2人の顔が明らかに。「私の友人が行方不明になりました。情報をお持ちの方はご連絡ください。」というコピーにより、まるで2人が行方不明者になってしまったようにも捉えられる。

コメント
菅野美穂
お話を頂いた際に、受け取った原作の表紙の違和感や不穏な雰囲気そのままに、普通の小説とはまるで違う事実が淡々と描写されていってそれが繋がっていくところに凄く引き込まれました。PCサイトの掲示板の書き込みや、伏字など自分でその違和感を考えながら読み進める感覚は怖いんだけど、自分からその怖さを受け取りに行くような感覚で、作品の世界観に引っ張られる力のある素晴らしい原作だと感じました。最近の日本の夏は暑くて暑くて暑すぎるぐらいですけれど、この『近畿地方のある場所について』の映画で、ゾクリと凍える思いをしていただけるんじゃないかなと思います。見たことのないような映画になると確信しています。お楽しみに。

赤楚衛二
白石監督の『テケテケ』、『ノロイ』、『口裂け女』をはじめ、ホラー作品は僕にとって青春だったので、お話を頂いた際にはやっと白石監督にお会いできる!と率直に思いました。原作は、近畿地方にまつわる1つ1つの新事実を突きつけられることによって、自分自身が物語の主人公のような感覚で追体験ができ、怖くもありながら真実に進んでいく楽しさを感じられる、いわゆる普通の小説以上に没入感を感じながら読ませていただきました。この映画は誰しものすごく身近にあるかもしれないという怖さと、映画としてのトリックが幾重にも仕掛けられていて、観た後にもう一回観たくなるような楽しさもあると思うので、ぜひ暑い夏にクーラーがんがんの映画館で寒くなってください。

『近畿地方のある場所について』は8月8日(金)より全国にて公開。

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