「あんぱん」初回 配信好調 NHKプラス視聴数が全ドラマ歴代最多!地元・高知の総合視聴率41・6%

2025年4月9日(水)13時44分 スポーツニッポン

 NHKは9日、女優の今田美桜(28)がヒロインを務める連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)初回(3月31日)の配信サービス「NHKプラス」における視聴数など「初回の見られ方」を発表。配信は、歴代連続テレビ小説・大河ドラマ含む同局の全ドラマの中で過去最多視聴数となる76・1万UB(ユニーク・ブラウザ)を記録した。従来の1位は、今年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(日曜後8・00)初回(1月5日)の72・8万UB。これを上回った。

 2020年4月のサービス開始以降、NHKプラスで配信されたドラマのエピソード毎の視聴数比較。UB数とは、ウェブサイトを訪問した重複のないユーザー数。同時または見逃し配信における視聴数(放送当日から見逃し7日間の数値)を集計した。

 また総合視聴率(世帯)は、

 関東地区=リアルタイム15・4%、タイムシフト8・3%、総合22・6%

 高知地区=リアルタイム26・2%、タイムシフト18・4%、総合41・6%

 ドラマの舞台となった地元・高知の熱狂ぶりが数字に表れた。

 総合視聴率とは、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内、168時間以内に視聴)の合計(重複は差し引く)。タイムシフト視聴率は「録画再生率」「録画視聴率」とも呼ばれる。

 前作「おむすび」は期間平均(全125話)13・1%と朝ドラ歴代最低を更新。「あんぱん」は15%台をキープと健闘しているが、視聴形態の変化がより進んでいる。

 制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサーは「『あんぱん』の初回を様々な形で多くの方々に観ていただけたこと、チーム一同とてもうれしく思います。日々届く皆さんからの声や熱量が、キャスト・スタッフら全員の背中を力強く押してくださっています」と感謝のコメントを発表。

 「朝に限らず昼、夜とそれぞれのライフスタイルに合った時間や観方、観る場所が違えど、皆さんの日常のどこかにこのドラマがあって、少しでも生きる喜びを感じていただける存在になれれば、この上ない喜びです。物語はまだ始まったばかり。のぶたちが激動の時代を走り続ける『あんぱん』の世界を、これから半年間、よろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を生み続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。中園氏は14年度前期「花子とアン」以来2回目の朝ドラ脚本。今田は21年度前期「おかえりモネ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

スポーツニッポン

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