激戦へ!藤井聡太名人VS永瀬拓矢九段、注目の開幕局を制するのはどっちだ/将棋・名人戦七番勝負
2025年4月10日(木)9時4分 ABEMA TIMES

将棋の第83期名人戦七番勝負第1局は4月10日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で対局2日目を迎えた。対局は挑戦者の永瀬拓矢九段(32)が前日に封じた83手目を指し、藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)の手番で再開。注目の開幕局を制するのはどちらか。
藤井名人の防衛3連覇か、永瀬九段の初戴冠か。注目の開幕局が再開された。
本局は振り駒で永瀬九段の先手となると、角換わり腰掛け銀の出だしから速いスピードで指し進められることとなった。1日目の昼食休憩までの進行は、今年3月に行われた棋王戦五番勝負第3局の▲藤井棋王 対 △増田康宏八段戦で千日手が成立した一局で、前例がある将棋に。藤井名人に研究の用意があると見られており、永瀬九段は持ち時間をたっぷりと投入してその真意を探ることとなった。
盤上はすでに80手以上進行し、終盤戦の様相だ。しかし、ABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角の数字を表示。再開後、対局2日目からは一気に形勢が動く可能性もあり、濃密な激戦が見込まれている。
七番勝負のゆくえを占う重要な開幕を制するのはどちらか。今後の展開から目が離せない。持ち時間は各9時間の2日制。
(ABEMA/将棋チャンネルより)