「自信を感じる」藤井聡太名人がわずかにリード 挑戦者・永瀬拓矢九段は反撃なるか 注目の開幕局は白熱の最終盤へ!/将棋・名人戦

2025年4月10日(木)17時2分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負が4月10日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で第1局2日目の対局が行われている。注目の開幕局は、藤井名人が踏み込みわずかにリード。白熱の終盤戦に大きな注目が集まっている。

【映像】解説者に「すごいものを見た」と言わしめた美しい収束

 開幕戦の白星をかけた注目の一戦は、終盤戦に突入。盤上の緊張感はより一層高まっている。角換わりの一戦は、ハイスピードでの進行となった1日目から一転スローペースに。藤井名人が約2時間の長考に沈むなど、慎重に指し進めている。

 すでに終盤戦とありその一手一手が重く、攻防戦の中で永瀬九段は受けに回る決断。すると藤井名人は30分の考慮ののち銀を打ち込み、先手玉へと強く迫った。長く互角を表示し続けてきたABEMAの「SHOGI AI」だったが、この展開から数字はわずかに藤井名人側へ。解説を務める広瀬章人九段(38)は「(藤井名人が)銀を打ち込んだことに自信を感じる。簡単な作業ではなく自玉も危なくなるが、ぎりぎり詰まなくて勝ちそうと見切ったのでは」と印象を語っていた。

 注目の開幕戦はいよいよクライマックスへ。幸先の良い先勝を飾るのはどちらか、期待は高まるばかりだ。

【夕食メニュー】

藤井聡太名人・永瀬拓矢九段 おにぎり(梅、まぐろ角煮、わかめ)、赤出汁

【夕食休憩時の残り持ち時間】

▲永瀬拓矢九段 1時間11分(消費7時間49分)
△藤井聡太名人 2時間11分(消費6時間49分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

ABEMA TIMES

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