丸山隆平「役者として新たな挑戦」『金子差入店』新場面写真&メイキングカット公開
2025年4月10日(木)18時30分 シネマカフェ
『金子差入店』(C)2025「金子差入店」製作委員会
丸山隆平が8年ぶりの映画主演を務める本作は、刑務所や拘置所への差入を代行する「差入屋」を営む家族の絆と不可解な事件を描くヒューマンサスペンス。
丸山がアイドルの色を封じて挑んだという本作は、これまでのイメージをがらっと変える役どころ。脚本も務めた古川豪監督は、丸山演じる主人公・金子の役柄について、「我が子が生まれた瞬間に感じた、『何があっても絶対に、自分が生きている限り、この子を守り続ける』という強い想いを、金子から息子の和真への想いに注ぎ込んでいます」と語っている。
その想いを丸山に託すと決めたのは、「役者として新たな挑戦をしたい」と語る丸山の顔から、真剣勝負のステージに立ちたいという想いを感じたからだった。丸山に脚本を送ると早々に「こういう役を演じたかった」と2人の想いが合致したという。
クランクイン前から、金子を演じるにあたり何度も話し合いを重ねた丸山と古川監督。互いの生い立ちや人生観などを話していくうちに、古川監督の丸山への印象は「繊細で凝り性、その上勉強家で非常に尊敬できる人」となっていった。
金子に古川監督自身を投影させていると考えた丸山は、役作りの一つとして古川監督の観察を始め、現場スタッフから歩き方がそっくりだと言われるほどの再現率をみせた。
この度解禁となった新場面写真では、身近に起きた凄惨な事件や差入屋という仕事に対しての葛藤を抱えながらタバコを銜える姿と、出所直後に息子の和真(三浦綺羅)を強く抱きしめる、金子の過去が垣間見えるシーンがとらえられている。
また、併せて公開されたのは、丸山の誕生日当日に撮影された撮影現場の様子。花束を抱え、古川監督と写真付きのバースデーケーキとともに満面の笑みをみせる微笑ましいメイキングカット。40歳(撮影当時)という節目の誕生日を、8年振りの主演映画撮影中に迎えた丸山。本作で魅せる新境地に期待が高まる。
『金子差入店』は5月16日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。