今夜の『彼女がそれも愛と呼ぶなら』あらすじ。伊麻とその恋人たちと共に暮らし始めた氷雨。しかし彼女の部屋で生々しい現実に直面し…<ネタバレ>
2025年4月10日(木)12時30分 婦人公論.jp
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』((c)一木けい/幻冬舎/ytv)
読売テレビ・日本テレビ系列で現在放送中のプラチナイト木曜ドラマ『彼女がそれも愛と呼ぶなら』(読売テレビ・日本テレビ系全国ネット/毎週木曜よる11:59〜)。第2話が4月10日に放送予定です。
主演・栗山千明、そして、伊藤健太郎、千賀健永、丸山智己といった出演陣で贈る、私たちの《普通》を揺るがす「複数恋愛」を描くラブストーリー『彼女がそれも愛と呼ぶなら』。
高校生の娘を持つシングルマザーの伊麻。彼女がまた恋に落ちた。相手は一回りほど年下の大学院生・氷雨。ふたりは年齢や境遇の差を超えて惹かれあうように。
ただ…彼女には高校生の娘と、すでに【2人の恋人】がいた。パートナーに他の恋人がいても嫉妬心は抱かないという伊麻がとっていたのは、自由な関係でありながらも、不倫や浮気のような裏切り行為とは断じて違う、全員が同意し理解しあった上での《複数恋愛》という形——。
伊麻を中心に繰り広げられる、一見奇妙な恋愛の形、家族の形、親子の形。常識では収まらない彼女たちの関係が行き着く先は、〈普通〉を超えた愛の形か、嫉妬にまみれた破滅の道か——?
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主人公・水野伊麻を栗山千明さん、アルバイト先のカフェの客である伊麻に次第に惹かれていく大学院生・小森氷雨を伊藤健太郎さん、伊麻の同居中の恋人2人、空久保亜夫を千賀健永さん、風間到を丸山智己さんが演じます。
原作は一木けいさんの『彼女がそれも愛と呼ぶなら』(幻冬舎文庫)。脚本はおかざきさとこさん・上野詩織さんが担当。主題歌『エスプレッソ』は『Nonsense』がTikTokで大ヒットしたサブリナ・カーペンターさんの楽曲です。
*以下4月10日放送回のネタバレを含みます。
<前回のあらすじ>
氷雨は生物学専攻の大学院生。彼がアルバイトするカフェには、毎週決まった時間に訪れる一人の女性がいた。彼女の名前は伊麻。氷雨は、知的で独特の価値観を持つ彼女へ思いを寄せ始めていた。
ある日、氷雨は彼女から「モンブラン食べに行くけど…氷雨くんもどう?」と声をかけられる。社交辞令に決まっている、と自らに言い聞かせる氷雨。
結局伊麻がケーキ屋に行くと言っていた時間にはアルバイトが入ってしまったが、バイト後、気になった氷雨がケーキ屋の近くを通ると、そこにはひとりたたずむ伊麻の姿が。約束をすっぽかしたことを謝る氷雨に、氷雨のことを考えて待っている時間すら楽しかったと答える伊麻。
関係を一歩踏み出そうとした氷雨だったが、伊麻は「その前に話しておきたいことがある」と告げる。そして、氷雨が伊麻の家を訪れると、そこには伊麻と親しげな二人の男性、亜夫と到の姿が。
困惑する氷雨に明かされたのは「二人とも恋人」だという事実。
氷雨に対して伊麻は、「氷雨くんのこと好きだよ。でも、到のことも亜夫のことも同じくらい好きなの」と想いを伝える。
一人を愛することが当たり前だと思っていた氷雨は、伊麻の愛の形を受け容れることができるのか——。
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』((c)一木けい/幻冬舎/ytv)
<第2話のあらすじ>
氷雨は伊麻と恋に落ちるも、彼女から告げられた「他にも恋人がいる」という事実に戸惑いを隠せずにいた。
しかし、伊麻の愛を理解しようと決意し、彼女とその二人の恋人たちである亜夫や到と一緒に暮らし始めることに。
そんなある日、氷雨は伊麻の部屋で男性物の赤いボクサーパンツを発見し、彼女に自分以外のパートナーがいるということの生々しい現実に直面する。
伊麻の愛と自分の愛が釣り合っていないのではないか、と、亜夫や到に悩みを打ち明けるが、亜夫は「愛にはいろんな形がある」と言い、到も「たとえ相手が1人だとしても恋愛感情が比例するとは限らない」と言い切る。
氷雨はその言葉に納得しきれないまま、自分だけを見てほしいという思いと、伊麻を理解したいという気持ちの間で揺れ動く。
そんな中、伊麻は高校時代の同級生・絹香(徳永えりさん)との再会を果たす。
あっけらかんと恋人の存在を明かす伊麻に対して、自身の冷め切った夫婦関係を重ねて複雑な気持ちになる絹香だったが、伊麻との出会い、そしてもう一人の〈ある人物〉との出会いをきっかけに、そんな絹香の人生も動き始める——。