【RIZIN】榊原CEO「朝倉未来vs.鈴木千裕はいろんな奇跡が重なり、闘いの神が与えてくれたカード」

2025年4月10日(木)11時0分 オリコン

RIZIN榊原信行CEO (C)ORICON NewS inc.

 RIZINの榊原信行CEOが、9日にABEMAで放送された『RIZIN男祭り 緊急!アベマSP特番』に出演。5月4日に開催の『RIZIN男祭り』(東京ドーム)で電撃決定した朝倉未来vs.鈴木千裕について、決定に至るまでの過程を明かした。

 同日に東京ドームシティで行われた会見で「朝倉未来vs.鈴木千裕」を発表し、いそいで生放送のスタジオに駆けつけた榊原CEOは「平本蓮のケガが2月中旬頃に判明して、僕らは試合のキャンセルはないと思っていたが診断後にすぐ連絡があってとてもじゃないけど治療を施してすぐに出場できる状態ではないと言われた。しかし、東京ドームはそう簡単に借りられる場所ではない。GWの日曜日を用意してもらったのに、そこで穴をあけたらRIZINとして東京ドーム出入り禁止だったと思う」と平本の欠場が決定した直後を振り返る。

 平本の代役探しが始まったが「東京ドームを盛り上げるには、(朝倉選手が)日本人で熱量をもった強い選手と戦うのが盛り上がると思っていたので、千裕、YA-MANと考えていたけれど、YA-MANはKOされてしまって。香川大会の試合後にバックヤードで千裕に会ったときに車いすに乗っていて、心が折れているなと感じた。ここで僕らからは(試合に出てほしいと)言えないな」と、有力候補の2人が続けて試合に負けてしまった。

 朝倉の対戦相手探しはネットでも大きな話題となっていたが、ちょうど大会の1ヶ月前、カルシャガ・ダウトベック戦からわずか6日後に「千裕から『俺全然いけるのでいきます。男祭り10周年、俺がいなきゃだめでしょ』と志願してくれた」と報告を受けた榊原CEOは、「闘う運命、宿命があった2人だったと思う。何の遺恨もない2人だけどいろんな奇跡が重なって、まさに闘いの神が与えてくれたカード」と語った。

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