“投資家”桐谷さん、暴落で買った銘柄は? 市場を分析「9日の下げは中途半端だった」
2025年4月10日(木)11時50分 オリコン
桐谷広人氏 (C)ORICON NewS inc.
9日の日経平均株価は一時、1700円を超える大幅な下落もあり、最終的には日経平均株価の終値は3万1714円と、前日比で1298円の下落となった。
そんな中で桐谷氏は「9日の下げは中途半端だったので、買ったのはナンピンのSUBARU、ダイコク電機と安くなって買い戻した名村造船、初めて買った大東港運など」と説明。
「夜になって、プライム市場の最安値一覧を見たら、ニデックやローム、ローランドなどがありました。場中にチェックして買っておくべきでした。ニューヨークが安ければと思ったけど、10日は皆高そう」と予想した。
すると10日の午前中は、日経平均株価が一時2800円超の値上がりで、多くの銘柄に買い注文が入った。
桐谷さんは365日株主優待と配当で生計を立てる投資家。25歳でプロ棋士に。57歳で引退した。バブル絶頂期の1984年に株を始め、バブル崩壊やITバブル、リーマンショックなど相場の浮き沈みを経験。資産は5億円超とされる。