神山智洋、遠海翔太と異なる部分は? 「僕はアイドルという仕事を100%楽しんでいる」
2025年4月11日(金)20時0分 マイナビニュース
東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』(毎週土曜23:40〜)が4月12日にスタートする。主演を務めるWEST.・神山智洋が、同作にかける想いを語った。
○地上波連続ドラマ単独初主演
——今作は、地上波連続ドラマ単独初主演になりました。
WEST.としては2014年にデビューして、今年は11年目になります。去年は10周年を盛大に祝ったわけですが、今年はそれ以上の年にしたいという気持ちが、自分の中にありました。そんな中で、また皆さんに見ていただける作品に参加できるということが何より嬉しかったですね。そしてTravis Japanの中村海人くんとバディを組むというのも嬉しい。土曜の夜にゆっくり見ていただける、飯テロになるようなドラマが作れたらと思っています。
——『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』はどんなドラマですか?
僕が演じるスゴ腕シェフ・遠海翔太と、中村海人くんが演じる僧侶・方丈輝元が、寺の境内で屋台を開業するんです。そして料理を通してお客様の心を解きほぐしたり、大切な記憶を蘇らせたりと、非常にあたたかいドラマになっていると思います。また味覚を失った翔太と鋭い味覚を持つ輝元は、性格などあらゆる部分が真逆の二人。そんな彼らが協力し合うという、デコボコ感も魅力ですね。海人くんと一緒に仕事をしたことは何度もありますが、ドラマでの共演は初めて。翔太と輝元同様、僕と海人くんもキャラが結構違うので、共演していてもとても楽しいですね。
○アイドルという仕事を100パーセント楽しんでいる
——ご自身と翔太の、似ている部分や異なる部分は?
翔太はどちらかというと口下手で、屋台でもお客様とのやり取りは輝元に任せています。僕も口数は多くないので、そこは似ているかもしれません。その一方で、仕事に対する想いは少し異なるような気もします。料理への情熱を持ちつつプレッシャーも感じている翔太ですが、僕はアイドルという仕事を100パーセント楽しんでいるので、そこは違うかもしれませんね。ただシェフが味覚を失うというのは、僕にとって耳の調子が悪くなるようなもの。そう考えると心が折れそうになるのも理解できます。
——ドラマの見どころを教えてください。
翔太はフレンチのシェフなんですが、輝元が看板に「何でも作ります」と書いたことから、お客様の要望に合わせてさまざまな料理を作ることになります。料理を通して、お客様のつらい想いを浄化させたり、大切なことを思い出させたりするところが見どころだと思います。また味覚を失って、料理と距離を置いていた翔太が、輝元と出会うことでもう一度料理と、そして過去の自分と向き合うことになります。輝元がきっかけで翔太が変わっていく様子にも注目してもらいたいですね。
(C)東海テレビ
【編集部MEMO】
遠海翔太(神山智洋)は、フレンチシェフで、屋台の調理担当。実家は老舗のすし店で、後を継ぐため父の元で修行をしていたが、近所のフレンチレストランから漂う香りにあこがれ実家を飛び出す。パリのミシュラン1つ星レストランで腕を磨き、めきめき頭角を現していたが、人間関係のもつれから3年前に帰国。帰国後は、オーナーシェフのフレンチレストランを開こうと準備を進めるも、オープン直前になって極度のプレッシャーからくるストレスから味覚と嗅覚を失ってしまい、開店を断念。借金返済のため、宅配便のドライバーに転職する。料理の腕はピカイチだが、コミュニケーション能力に欠ける。方丈輝元(中村海人)は、東京近郊にある古刹『泉楽寺』の次男で、副住職。屋台の接客と味見担当。人の懐に飛び込むのが得意で、幼い頃から裕福な檀家に高級料理店に連れて行ってもらった影響で味覚を鍛えられ、食に興味を持つ。3年前に兄が病死。寺を継いで欲しいという父の思いを知り、僧侶の道を歩み始めるが、本当にやりたいわけではない。料理に物申す快感が忘れられず、僧侶になった後も、グルメレビューサイトにペンネームで多数の投稿をしている。料理は一切できないが、鋭い味覚とプロデュースセンスを持つ。