平成CMランキング3位 所ジョージ64歳の“業界内人気”が高い理由

4月13日(土)11時0分 文春オンライン

 4月4日にビデオリサーチ社が発表した、平成30年間の「CMタレントランキング」。テレビCMの出演累積秒数を算出したものだが、1位の上戸彩(33)、2位の木村拓哉(46)に続き、3位に入った所ジョージ(64)の意外性に視線が注がれた。



1993年には黒澤映画『まあだだよ』にも起用された


「4位の阿部寛(54)、5位の綾瀬はるか(34)といったわかりやすい“平成の人気者”に割って入った形だが、ミスタードーナツ(15年間)、宝くじ(10年間)など、長寿CMを複数持っていることが上位ランク入りに寄与した。もちろん視聴者の好感度も高いが、何より『欧米っぽい』と評される独特の軽いノリが、昔からクライアント受けがいい」(広告代理店幹部)


 CMだけではない。現在、NHKと民放全局に、冠番組を含め9本のレギュラーを持つ超売れっ子。なぜそんなに所がモテるのか?


「飛び抜けた高視聴率を取るわけではないが、必ず及第点を出す。『笑ってコラえて!』(日テレ系)や『ポツンと一軒家』(テレ朝系)のように、スタジオのトークよりロケVTRの面白さがウケている番組が主体ですが、遊び心の多い内容が所のキャラクターにマッチしている。『視聴者と一緒にVTRを面白がって茶々を入れる』、そんな雰囲気を出せるタレントは、実は数少ない」(民放関係者)



視聴者人気以上に“業界内人気”が高い理由


 衣装は大抵ジーンズにTシャツ。クルマ、ゴルフなど趣味人として知られるが、テレビ出演も所にとっては遊びの一環のように映る。



「かつて島田紳助が、所のリラックスした司会ぶりを『羨ましい』と感心したほど。一見いい加減のようだが、所もちゃんと番組作りから参加している」(同前)


 松本人志(55)や坂上忍(51)ら他の売れっ子MCとは違って徒(いたずら)に突出せず、“アンチ”の少ないのも強みという。


「『作り手が楽しむことが視聴率に繋がる』という考えで、意図的な過激発言もしない。これだけ露出していながら、発言がネットニュースに拾われることが殆(ほとん)どないという事実が所の姿勢の象徴。その脱力ぶりと、決して“炎上”しない安定性が業界内の共感を呼び、ますます需要が高まる。視聴者人気以上に業界内人気が高く、それゆえ長年テレビに出続けているという希有な存在」(放送記者)


 掴みトコロのない男。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年4月18日号)

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