〈独占告白〉伍代夏子、喉の発声障害を公表した理由「ショックでボロボロ泣いて…」

4月13日(火)19時15分 婦人公論.jp


歌手の伍代夏子さん。現在の胸の内を「婦人公論」だけに語ってくれた(撮影=大河内禎)

喉のジストニアの一種である痙攣(けいれん)性発声障害を患っていると、伍代夏子さんが自身のホームページで明かしたのは3月2日のこと。芸能界では、同様の病に苦しみながらも公にしない人が多いと言われている。歌手にとって、声はまさに命。それでも病名の公表に踏み切った理由、そして不調に気づいてからの日々を、本日発売の『婦人公論』4月27日号で語っている。

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その人にとって命の次に大事なところに出る


2年ほど前から喉に違和感を持っていたという伍代さんは、あちこちの病院に相談した結果、ようやく「ジストニア」という病名に辿りつく。

「ジストニアとは、意思と無関係に筋肉が収縮してしまう病気で、指令を出す脳の過活動によって起こる、と言われています。症状が全身に出るタイプと、字を書こうとすると手が震えて書けなくなる『書痙(しょけい)』などの局所的なタイプとがあり、私は後者。症状の出る部位はさまざまです。ただ、ギタリストなら指先、ピッチャーならボールを握るほうの手、という具合に、その人にとって命の次に大事なところに出る傾向があるんじゃないでしょうか。

私の場合、発声しようと集中すると、声帯の筋肉が過度に緊張して喉がしまってしまうらしいのです。確かに、『用意、ハイ』とカメラが回り始めるとろれつが回らなくなる経験をしていました」(『婦人公論』4月27日号より)


伍代夏子さんの独占告白が掲載されている『婦人公論』4月27日号

歌番組のリハーサルで歌ってみたが…


病名がわかった後も、対処法を探し続けたが、結果は芳しいものではなかった。

「コロナ禍も落ち着き、収録も増えてきたころ、ボツリヌストキシン注射をして、筋肉の過度な動きを抑える治療法を勧められました。ダウンタイム(施術から回復までの期間)は約2週間とのことだったので、すでに入っている仕事のスケジュールなども考慮し、思い切って2021年1月初旬にこの注射を打つことに。

ところが、想像以上にダウンタイムが長くかかってしまって。2月中旬、歌番組のリハーサルで歌ってみたら声は出ないし、音程がまったくとれませんでした。『これが私の歌声だなんて』とショックでボロボロ涙は出てくるし、当然、仕事はキャンセルせざるをえません。半ばドタキャンのようになり、各方面にたいへんなご迷惑をかけてしまったのです。

本来であればもうダウンタイムは終わり、絶好調の歌声になっているはずなのに、いまも私の歌声は元に戻りません。会話に支障があっただけの不調が、歌声にまで及んでしまった。これ以上、病状を隠し続けることはできませんでした」(同上)

「公表してくれてありがとう」




発表をすることに周囲の反対はなかったのだろうか。

「歌手としてマイナスな情報になるのでは、とスタッフは心配してくれましたが、いまとなっては公にしてよかったと思っています。私自身どこかホッとできたし、同じ病気で苦しんでいる人から『公表してくれてありがとう』といった言葉もたくさんいただきました。『歌わなくていいから司会をして』と言ってもらったときは、それでもいいんだ、と嬉しかったです。

いまの対処法としては、定期的な注射を続けていくのと、音声外来でボイストレーニングを受けること。あとは手探りで病気とつきあっていくしかなさそうです」(同上)

今後の展望を聞くと、伍代さんは以下のように答えた。

「こういう、同じ病気になった人にしかわからない気持ちに、今後は寄り添っていきたいですね。『神様が休めと言っているのよ』と声をかけてくださる人もいますが、私は仕事を『休む』のではなく、この時間も誰かのために役立てられたら、という思いでいっぱいなんです」

『婦人公論』4月27日号では、ほかにも、病名が判明するまでの2年におよぶ道のり、夫・杉良太郎さんとの関係などについて、詳しく語っている。

婦人公論.jp

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