IMP.“約7万5千人動員”初単独全国ツアー完走 一糸乱れぬダンスで魅了&ファンへのサプライズも【IMPERIAL LIVE TOUR 2025】
2025年4月13日(日)20時0分 モデルプレス
IMP.(C)TOBE Co., Ltd.
◆IMP.初の単独ライブツアー、約7万5千人動員
IMP.初の単独ライブとなった同ツアー。全国18会場31公演で、約7万5千人を動員した。開演前、待ち焦がれた観客から“IMP.コール”が自然と沸き起こり、会場は早くも期待感に満ち溢れる。暗転後、壮大なSEと映像が流れ、スモークとレーザーの中から黒一色のワイルドな衣装に身を包んだ7人が登場。1人ひとりにスポットライトが当たる度に歓声が飛び交う中、ダークな雰囲気漂う「Out of Focus」でライブはスタート。しなやかなダンスと心地の良い低音で、初っ端から観客をIMP.の魅力に引き込んでいく。
シャンデリアの割れる音を合図にスタートした、「BAM-BOO」で早くもエンジンは全開に。影山拓也が「行くぞ!」と叫ぶと、客席からは大きな声援が一斉に返ってくる。横原悠毅がアグレッシブな歌声を響かせたかと思えば、基俊介はパワフルな動きでステージを飛び回り、鈴木大河はクールな表情と洗練されたダンスを披露する。
続く「ROCKIN’ PARTY」で、さらにテンションは上昇。ステージ前方からCO2が勢いよく噴き出す中、迫力満点のダンスとボーカルを叩きつける7人。その勢いのまま「Into The Wild」へ突入すると、佐藤新が「一段と強くなって辿り着いたぜ、千葉!全力で来い!」と勇ましく煽り、メンバーのパフォーマンスにも、より熱がこもっていく。影山の力強い歌声や椿泰我の鋭いラップも飛び出し、松井奏は長い手足を活かしたダイナミックなダンスで魅せる。
息もつかせぬほど熱いオープニングだったが、その空気は佐藤と松井による「Go Crazy」で一変。2人が妖艶な表情を浮かべながら見つめあったりと、一気に大人っぽいムードに。また、松井が「なにしよっか?」と笑みを浮かべて問いかけ、佐藤が「めっちゃ甘えたい気分」と甘い台詞を囁くと、ファンからは大きな歓声が上がった。
そのまま「Masquerade」「Lady Dangerous」とチルなナンバーを続けて披露。静かなサウンドの中でも躍動感溢れるダンスと、吐息や指先にまで神経を行きわたらせたような繊細なパフォーマンスで観客を引き込んでいく。その後も、蝶々が飛び交う宇宙のような幻想的な映像をバックに届けた「Butterfly」、和のサウンドが印象的な「SYNERGY〜以心伝心〜」と多彩な楽曲を続けて投下していく。
◆IMP.から“撮影OK”のサプライズにファン歓喜
ポップで元気なナンバー「SHAKE ME UP」では、メンバーが1階席の通路に登場。観客と視線を合わせたり手を振ったりする度に、客席からは笑顔と歓声が。新曲「Cheek to Cheek」を披露した際は、なんとスクリーンに“撮影OK”の文字が表示され、思いがけないサプライズに歓喜する観客。彼らの最新のパフォーマンスをカメラに収めつつも、中毒性のあるキャッチーなメロディに合わせてペンライトを振って盛り上がった。
MCでは、横原が手配したキッチンカーのクレープをみんなで食べたという話題に。鈴木と影山は2つもクレープを食べ、松井は自分のクレープをみんなに食べられてしまい、佐藤は至近距離でクレープを作るところを見ていたら顔にクリームがついたというキュートな裏話も披露され、会場は笑いに包まれた。その流れのまま、甘いバラードソング「Ice cream」へ。観客1人ひとりに向けられたような、心のこもった歌声がホールいっぱいに響き渡った。
ここで、IMP.オフィシャルYouTubeの撮影がサプライズスタート。ツアーを通して各地で様々な企画を撮影してきた彼らだが、今回はリコーダー演奏にチャレンジすることに。各メンバーが割り当てられた一音を担当し、全員で「幸せなら手をたたこう」を演奏するのだが、パフォーマンス中とは打って変わって失敗を連発。観客は爆笑しつつもあたたかい声援を送り、その声を受けて気合いを入れなおした7人は、何度目かのチャレンジで見事成功。会場は大きな拍手に包まれた。
◆IMP.、一糸乱れぬダンス&洗練されたボーカルで魅了
ステージセットの2階に影山と横原が登場して歌い始めたのは、2人のユニットソング「それでいい。」。温かく伸びやかな影山の歌声と、抑揚のはっきりした力強い横原の歌声が生み出す唯一無二のハーモニーは、切なくも優しく観客の心に染みわたっていく。続く「T.T.M.」では、基、鈴木、椿がエッジの効いたラップを叩きつけ、ギラついた視線で客席を射抜く。観客も懸命にペンライトを振って彼らの熱に応え、ライブのボルテージはどんどん上がっていく。
「Tricky」で勢いをつけたあとは、「Breakthrough」、「NINNIN JACK」でさらに白熱したパフォーマンスを披露。一糸乱れぬ7人のグルーヴと力強いダンス、洗練されたボーカルで会場を魅了していく。疾走感あふれる「CHASE」を白いペンライトの海の中でエモーショナルに歌い上げたあとは、「CRUISIN’」、「SWITCHing」とキラーチューンを連発。ウィンクをするメンバーの顔がスクリーンに映し出される度、割れんばかりの歓声が沸き起こっていた。
興奮冷める間もなく、「ミチシルベ」へ突入。観客からは「Hey!Hey!」と力強いコールが飛び、ラストスパートへ向かって最高潮の盛り上がりを見せる。そして本編ラストは、グループ名を冠した大切な1曲「IMP.」。強い意志を示すような燃え盛る炎の映像を背負い、最後の最後まで情熱的な歌声を届けた。
鳴りやまない声を受けて始まったアンコールでは、なんとメンバーが2階席の通路に登場。あちこちから歓声が上がる中、「Backbeat」を歌いながら、前方から後方まで客席の隅々にまで足を運びファンと交流。幸せなムードでいっぱいになったところで、この日のラストソング「AKANESASU」へ。曲の終わりには、佐藤が「今日は僕らに幸せな時間をありがとうございました」と感謝の思いを伝え、影山が生声で「俺たちが!」と叫んだのを合図に、観客が「IMP.!」と全力で声を合わせる。感動的な一体感が生まれる中、金テープが盛大に降り注ぎ、締めくくりを祝福するような美しい光景と共に幕を下ろした。
なお、2月に開催された神奈川公演の模様は、プライムビデオで世界配信決定。5月2日より公開される。(modelpress編集部)
◆セットリスト
01 Out of Focus
02 BAM-BOO
03 ROCKIN’ PARTY
04 Into The Wild
05 Go Crazy
06 Masquerade
07 Lady Dangerous
08 Butterfly
09 SYNERGY〜以心伝心〜
10 SHAKE ME UP
11 Cheek to Cheek※千葉公演のみ
12 (日替わり)How good we are/Ice cream
13 それでいい。
14 T.T.M.
15 Tricky
16 Breakthrough
17 NINNIN JACK
18 CHASE
19 CRUISIN’
20 SWITCHing
21 ミチシルベ
22 IMP.
<ENCORE>
01 (日替わり)DO IT!!!/Backbeat
02 AKANESASU
<W ENCORE>
01 Cheek to Cheek※千葉4/13 17時公演のみ
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