25歳パワーリフティング美女「世界大会で優勝しても賞金ゼロ」日本人競技者の不遇な待遇に香取慎吾が憤慨「出そうよ！」

　「世界で優勝しても賞金0」25歳パワーリフティング美女が世界を見渡した上での日本人競技者の不遇な状況を告白。これを受け香取慎吾が憤慨する一幕があった。

【映像】500kgを持ち上げた25歳パワーリフティング美女

　ABEMAにて4月13日に放送された『ななにー 地下ABEMA』#68では、「カワイイけれど強い！最強女子！強いけど私たち生きるの大変なんですSP！」と題した企画が展開。SNSなどでも話題となっている、日本一の称号を持つ最強女子4名がスタジオに登場した。

　パワーリフティングで230kgの重量を持ち上げる怪物美人・野村優（25歳）。パワーリフティングは、仰向けで持ち上げるベンチプレス、膝上まで持ち上げるデッドリフト、しゃがんで立つスクワットの3種類の合計重量を競うが、野村さんは三種合計500kgを持ち上げた日本記録保持者だ。これまでの日本記録460kgを昨年5月に塗り替えた。

　しかし野村さんの生活には切実な悩みが。なんと世界大会で優勝しても、賞金は出ないのだという。この事実にスタジオは騒然、香取は「何で!?」と憤りすら感じていた。

　キャイ〜ン・天野ひろゆきが「ただ持ち上げるだけという名誉？」と聞くと、野村さんは「そうですね。たまにプロテインがもらえます」と答え、天野は「プロテインは俺がジムに見学に行ってももらえるよ（笑）」と返した。

　草なぎ剛が「どうやってお金を貯めているんですか？」と聞くと、野村さんは「現状として日本人でパワーリフティングだけで食べている人はいないんです。トレーナーをやりながらとか。私は農業系の企業に会社員として働いています」と明かした。

　さらに野村さんが「世界大会に出るだけでもお金かかっちゃうんで」とスポンサーがついていない苦労を語ると、香取は「出そうよ！」と思わず反応。「『ななにー』で!?」とスタジオは一瞬盛り上がりを見せたが、EXITのりんたろー。は「『ななにー（地下ABEMA）』のスタジオが質素になるってことはない……？」と現実的なツッコミを入れ、兼近大樹は「もっと地下に潜ることになる」と反応していた。