セミファイナルシリーズ、2週目突入!渋谷ABEMASは這い上がれるか?/麻雀・Mリーグ
2025年4月14日(月)18時30分 ABEMA TIMES

Mリーグ機構は、「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月14日の第1試合に出場する4選手を発表した。20戦の短期決戦は、早くも2週目に突入。各チーム4〜6試合を消化しただけだが、じわりと上下の差が開いてきた。一番きついのが6位・渋谷ABEMAS。正念場だ。
ファイナルシリーズには上位4チームが進出する。渋谷ABEMASは、4位のTEAM雷電との差が469.2ポイント。直接対決のトップラスで100ポイントは縮まるが、それよりもチームのポイント▲260.0を最低でもプラスにまで戻し、他チームの足を引っ張る展開にしてようやくチャンスが出る。チームの勝ち頭・白鳥翔(連盟)は、これから出る試合は全てトップだけを狙ってもいいぐらいだ。
ボーダーラインの下にいるもう1チームが5位・KONAMI麻雀格闘倶楽部。こちらはTEAM雷電と104.5ポイント差と、まだ慌てるほどではない。じっくりと連対を重ねていき、直接対決で上回ることができれば、十分に逆転可能だ。滝沢和典(連盟)は攻守のバランスを意識しながらの戦い。きれいな所作で、しっかりとポイントを持ち帰りたい。
現在3位のセガサミーフェニックスは、可能な限りボーダーラインから離れて、下位チームのターゲットになることは避けたい。微差であっても3位と4位は大違い。TEAM雷電がいない試合で、順位を下げるようなことはしたくない。レギュラーシーズンMVPの醍醐大(最高位戦)は、ポストシーズンでも分厚い強さを維持できるか。
首位・赤坂ドリブンズは、いよいよ2位のU-NEXT Piratesが迫ってきた。55.7ポイント差では、ラスでも引こうものなら、すぐに転落の危機が近づく。再度、1000ポイント復帰という大きな目標を掲げるだけに、浅見真紀(最高位戦)もエンジン再点火のきっかけとなる勝負を目指す。
【4月14日第1試合】※成績は今期のレギュラーシーズン
赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)個人8位 +255.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人21位 ▲35.6
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人2位 +404.0
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人1位 +438.6
【4月11日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +463.0(6/20)
2位 U-NEXT Pirates +407.3(6/20)
3位 セガサミーフェニックス +210.3(4/20)
4位 TEAM雷電 +209.2(6/20)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +104.7(6/20)
6位 渋谷ABEMAS ▲260.0(4/20)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)