子供4人東大医学部に入れた母は嫉妬心を掻き立ててる?

4月14日(金)7時0分 NEWSポストセブン

子供4人を東大に合格させた母に唯一懸念点が…

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 女性セブンの名物アラカン記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中の様々な事象に自身の意見をぶつけるこのコーナー。今回のテーマは「受験」です。


 * * *

「茨城県の農業高校卒。偏差値って何ですか?」というレベルの私は受験がどういうものかわからない。ハナから受験戦争、不戦敗だけど、それでも身を乗り出してしまうのが実録・お受験話なんだよね。


 最近話題になったドラマ『下剋上受験』(TBS系)は、中卒の父親(阿部サダヲ)が一念発起し、自分も会社を辞めて、勉強をして、娘に教え難関私立中学に入学させた感動物語。


 父親が仕事先で、「どちらの大学?」と聞かれ、「中卒大学で〜す」とおちゃらけるシーンでは、「わかるわ〜」と胸が熱くなったもんね。


◆「受験に恋愛はムダ」という筋金入りのプロママ


 で、こちらが“父もの”なら、“母もの”は『受験は母親が9割』の著者、佐藤亮子さん。息子3人、1人の取りこぼしもなく東大医学部へ。この春はさらに末の娘まで現役合格させて、テレビや講演に引っ張りだこ。


“プロママ”こと、佐藤亮子さんの迷いのなさといったら並じゃないもの。たとえば大学入試まで、子供たちの毎日のスケジュール表は亮子さんが作り、一人ひとりにタイマーを与え、休憩時間も分単位で管理させたとか。車で塾や学校への送迎は当たり前で、全力投球で子供の勉強をサポート。さらに「受験に恋愛はムダ」と言い切るあたり、まさに筋金入りのプロママだよ。


 その亮子さんも、津田塾大学を出て教員経験を2年したのち専業主婦。夫は東大出身の弁護士さん。いやいや、すごいわ〜。もう「先祖が違いすぎ」と裸足で逃げ出したくなっちゃった。


◆東大医学部に入った4人の子を実名で顔出しする?



 でも1つだけ、どうよと思うことがある。自分の成功体験を語るだけなら、「すっごーい!」だけど、4人の子供たちはみんな実名で顔出し。ご長男は本人の意思だとしても、『週刊朝日』の表紙にまで登場しちゃったんだよ。どうするのよ、これから。


 母以外の家族5人全員が東大卒と知って、人はどう思うか。もし私がプライベートでこの親子に会ったら、どんなに隠そうとしても、言葉の端々に妬み、嫉みがダダ漏れすると思う。何か困っていても手助けするかどうか。


 でも、本当に怖いのは私みたいな大学部外者じゃないんだよね。希望校に手が届きそうで届かなかった多くの“受験の手負い熊”よ。その人たちに、子供の顔を知らせて、人の嫉妬心を掻き集める母の気持ちが私にはわからないの。


 2年前に大学5年生だった次男は「母の発言はなんの資格も、社会的責任もない一個人の主婦のもの」と、母親の活動に冷めた発言をして、ネットの炎上を収めたけど、末の長女が合格したら、またまた、“女の子の受験法”でフルスイングだもんね。


 それにしても、“子供を世界的なピアニストに育てた母”の話なら、ここまでざわつかないのに、1年に3000人以上入る東大だと角が立ちまくるのはなんで? 誰か教えて!


※女性セブン2017年4月27日号

NEWSポストセブン

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