大阪・関西万博開幕 藤原紀香が日本館でお出迎え 早くもグッズは大人気
2025年4月14日(月)4時45分 スポーツニッポン
大阪・関西万博が13日、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開幕した。日本での大規模万博の開催は2005年愛知万博に次いで20年ぶり。大阪府で開かれるのは1970年以来、55年ぶりだ。
≪日本館で来場者出迎え 名誉館長・藤原紀香≫女優の藤原紀香(53)は名誉館長を務める日本館で来場者を出迎えた。日本の伝統色である淡黄色をベースに、かすみや花をあしらった着物姿で登場。「2025年、日本館の開館です!」と号令をかけると、行列をつくっていた観客を笑顔で迎えた。香港からの来場者には英語でも話しかけた。
≪「1万人の第九」を開催 佐渡裕氏「ホッとした」≫開幕記念イベント「1万人の第九 EXPO」が大屋根リングなどを舞台に催された。公募で集まった1万263人の合唱団を束ねたのは万博アンバサダーでもある指揮者の佐渡裕氏(63)。約25分間の大合唱の後は花火が上がり「ブラボー」の声が飛び交った。佐渡氏は「ホッとしました」と安堵(あんど)の表情。「外で1万人でやるのは信じられない規模。難しさはあったが、本番で迫力も違った」と一般応募の人たちを称えた。
≪30分で「たまごっち」完売 440万円ミャクミャクも≫大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」が大人気だ。「ミャクミャクハウス」では一緒に撮影をするスペースに親子連れが長蛇の列をつくり、子供たちの歓声が絶え間なく続いた。オフィシャルショップで大人気だったのがミャクミャクとコラボした「たまごっち」。1000個以上用意していたにもかかわらず30分足らずで完売。また1体限定発売されたミャクミャクの博多人形は440万円という高額にもかかわらず、開店30分で売れた。
≪200円紙マップ求め長蛇の列≫雨が強くなり始めた正午過ぎから、東ゲート近くにある案内所では200円(税込み)の紙マップを求める長蛇の列ができた。敷地内が大混雑しているせいかスマホの通信状態が悪く、アナログによる情報収集を求めた人が殺到した様子。また、雨と風が強く「スマホの操作が難しい。画面が濡れて思うように操作もできないし」と話す人もいた。