エリック・クラプトン2年ぶり武道館公演 日本語で「こんばんは」熟練ギターサウンドに1万人歓喜
2025年4月14日(月)22時0分 スポーツニッポン
英のギタリスト、エリック・クラプトン(80)が14日、東京・日本武道館で、2年ぶり24回目の来日コンサートをスタートした。
1974年、29歳で初来日。計24回の来日での総動員数は200万人を突破している。
デビュー60周年を迎えた2年前、同所で海外アーティストとして初めて公演100回の記録を樹立した。
この日から27日まで、計8公演を予定。自身が持つ海外アーティストのコンサート開催記録を、110回に更新する。
大歓声で迎えられたステージ。中央に立つと「こんばんは」と日本語であいさつし、バンドメンバーと「White Room」を奏で始めた。
“ギターの神様”の聖地降臨。バーを弦の上で滑らせるスライド奏法など熟練の技を、満員の客席がせん望の眼差しで見つめていた。
代表曲「Tears in Heaven」、「Badge」など17曲を披露。磨き上げた甘い“クラプトン節”で1万人のファンを魅了した。
“ホーム”とも呼べる同所での公演は、この日で103回目。
国内のアーティストでは、歌手の矢沢永吉(75)が157回、歌手の松田聖子(63)が129回の記録を持つが、80歳での単独公演は洋楽・邦楽アーティストを通して最年長の偉業だ。
武道館公演後は、5月18日の、イギリス・ノッティンガム公演を皮切りに、イタリア、フランス、米国でコンサートを展開していく。