「続・続・最後から二番目の恋」千明も長倉家も曲も変わらずファン涙「あゆの主題歌が心に染みる年頃に...」
2025年4月14日(月)22時9分 スポーツニッポン
小泉今日子(59)と中井貴一(63)が主演するフジテレビの人気シリーズ「最後から二番目の恋」のシリーズ3作目「続・続・最後から二番目の恋」(月曜後9・00)が14日に初回の放送を迎えた。前2作は「木10」枠だったが、今作は「月9」枠での11年ぶり復活。定年を迎えた和平(中井貴一)の長倉家と60歳を目前に控えた吉野千明(小泉今日子)の物語が再び始まり、第1話から話題を呼んだ。
主題歌は引き続き歌手の浜崎あゆみ(46)。第1期の「how beautiful you are」、第2期の「Hello new me」に続き、今回も新曲「mimosa」を書き下ろした。月9ドラマを担当するのは、00年の「天気予報の恋人」の主題歌「SEASONS」以来、25年ぶり。「年月を重ねることで変わっていくものと変わらないもの、誰にでもある人生の両面を表現してみました」と曲に込めた思いを説明した。
オープニングで流れた浜崎の主題歌。千明と長倉家、そして鎌倉をイメージしたイラストと優しいメリディーにネット上、そしてファンは「最初から泣ける」「やっぱ、あゆ!じゃないと」「主題歌あゆなのいいなあ〜」「私もあゆの主題歌が心に染みる年頃に…」「あゆの主題歌、最高にエモい」「ブレない感じが最高」「何もかもが変わってなくて泣ける」「浜崎あゆみの曲がジワリ…やっぱり最後から二番目の恋といえば“あゆ”だよね」など続々と反響が寄せられた。
同作は2012年に第1作が放送。神奈川県鎌倉市を舞台に、壮年期を迎えた敏腕テレビ局プロデューサー(小泉)と市役所職員(中井)の恋愛コメディー。最終回の平均世帯視聴率は13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。その後、特別ドラマを挟み14年に続編を放送。当時は“2人合わせて100歳”という設定だったが、今回は前作から11年後の“アラ還”2人が織りなす物語となる。
<以下、ネタバレあり>
第1話から“あの”風景が帰ってきた。朝から鎌倉の古民家カフェ「ナガクラ」で、店長で和平の弟(長倉家の次男)の真平(坂口憲二)、和平の亡き妻との娘・えりな(白本彩奈)が働いている。そこに集まってくる和平や千明。さらに千明専属脚本家で、和平の妹(長倉家の次女)・万理子(内田有紀)に、専業主婦でどこか退屈な毎日を過ごす、和平の妹(長倉家の長女)・水谷典子(飯島直子)の姿もあり、変わらぬ日常を過ごしていた。そんな2025年。「価値観のアップデート」「コンプライアンス」など、移り変わる常識の前で立ち尽くす大人たちの前に、「生老病死」の現実がやってくる。「自分が古いんだか、新しいんだかよくわからない」。途方に暮れる、千明と和平。その二人の前に、予期せぬ「出会い」が訪れようと…という展開だった。