梶芽衣子「さそりの衣装は全部私が考えた」大ヒット作でのセルフプロデュースに「私の世代の人は...」

2025年4月14日(月)16時35分 スポーツニッポン

 女優の梶芽衣子(78)が13日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)にゲスト出演。ヒット作のスタイリングについて語った。

 海外でも絶大な人気を誇る代表作の一つ「女囚さそり」シリーズ。1972年に1作目が公開され、主演の梶が歌う主題歌「恨み節」も大ヒットした。

 セリフの少ない主人公について梶は「なるべくしゃべらないっていうか、ホントはひと言も言いたくないっていう約束でやった」と回想。「あのヒロインに言葉はいらないと思った。見てる方は分かるわけですから、あんまり発しないほうがいいんじゃないかな。そのほうがあの女性のプライドも立つし、それで通れば面白いと思って…」と語った。

 その効果については「それが必ずしも良かったかどうか私は分かりませんけど」と謙遜したが、俳優としても活動する落語家の笑福亭鶴瓶は「演じない人から言われたら、どこかでその人の"神経"になる。主役の気持ちに入り込んだほうがいい」と同意した。

 また、つばの広い帽子を斜めに被る姿が印象的な主人公。このスタイリングについて「さそりの衣装は全部私が考えた」と告白。「さそりだけじゃない、私の映画は全部自分で考えてる。それは日活時代からそういう風に教わってる」と明かし、「ヘアも衣装もメークも役の人が考える、そこから演技が始まってるっていう教えなんです。私の世代の人は皆さんそうだと思いますよ」と打ち明けた。

 「だから未だに私はスタイリストの人もメーキャップの人もいません」と続け、「女囚さそり」の衣装も「全部自分で考えてますし、アレ(帽子)はデパートの吊るし(既製品)ですよ、あのコートも。マキシとかっていう裾まで長いのが流行ってた」と当時のファッションを振り返った。

スポーツニッポン

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