BPO「月曜から夜ふかし」審理入りに関し声明「他国の文化に対する尊重欠いた」今後は日テレ関係者を聴取

2025年4月14日(月)14時35分 スポーツニッポン

 放送倫理・番組向上機構(BPO)は14日、公式サイトを通じ日本テレビ「月曜から夜ふかし」が審議入りしたことに関する声明を発表した。

 BPOは「日本テレビは2025年3月24日(月)に放送したバラエティー番組『月曜から夜ふかし』の街頭インタビューのコーナーで中国出身の女性の声を紹介したが、放送後この女性から実際に話した内容とは違うという指摘を受けた」と経緯を説明。

 「委員会は当該放送局に報告書と番組DVDを求めそれらを踏まえて協議した。その結果、問題となっているインタビューは、女性が話した内容とは全く異なる文脈へと意図的に編集され、他国の文化に対する尊重を著しく欠いていた疑いがあり、取材から放送に至る経緯等について放送倫理上の問題が無かったかどうかを詳しく検証する必要があるとして審議入りを決めた。今後は当該放送局の関係者からヒアリングを行うなどして審議を進める」とした。

 同番組を巡っては、3月24日の放送で街頭インタビューした中国出身の女性が日本語で「あんまり中国にカラス飛んでるのがいないですね」と話した後、「みんな食べてるから少ないです」などと続ける模様が紹介された。

 しかし実際は「中国ではカラスを食べる」という趣旨の発言をした事実はなく、別の話題について話した内容を制作スタッフが意図的に編集したものだと同局は説明し、謝罪していた。

スポーツニッポン

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