山田ルイ53世「そんな言い方、ありますかね?」 給付金めぐる自民党幹部の発言に不快感
2025年4月14日(月)19時14分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世(50)が14日、TOKYO MX「堀潤Live Junction」(月〜金曜後6・00)にコメンテーターとして生出演し、与党内で浮上している現金給付案をめぐる、自民党幹部の発言に苦言を呈した。
与党内で給付金を所得制限なしで出す動きが浮上。しかし12、13日に行われた共同通信の世論調査では、「賛成」と答えた人が37.5%だったのに対し、「反対」が過半数の55.3%と大きく上回った。また、番組が行った街頭アンケートでは、1回限りの給付より継続的な減税を求める声が多く紹介された。
こうした与党の動きの中で、山田は耳を疑う発言があったという。「最近、(自民党の)森山幹事長が、給付か減税かということで、“現金給付に関しては、これまで何回かやってきたけど、消費に回らなかった。うまい手なんかな?”とおっしゃっている報道を見た」。その上で「政治家の方の目線というか、そんな言い方、ありますかね?って思っていて」と苦言を呈した。
まとまった金の給付があれば、生活が苦しい人ほど、もしものための貯蓄に回したいと考える人が多いのが現実。山田は「俺らがお小遣いをうまいこと使えてないんかい?って。こっちのせいになるんやって」と不快感を示し、「その施策、政策を打ち出してきたのはそっちでしょう?という気持ちが凄くある」と指摘。「与野党ともにもうちょっと、今、しんどいよ、みんなということを分かっていただきたいなって思います」と、痛切に訴えていた。