志願の山登り!MVP男・醍醐大がポストシーズン2連勝 もはや余裕&必然の逆転トップ劇「めちゃめちゃホッとした」/麻雀・Mリーグ

2025年4月15日(火)7時17分 ABEMA TIMES

 MVP男がポストシーズンも止まらない。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月14日の第1試合はセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)がオーラスに中・ドラ3の満貫をしっかりヤミテンで仕上げて逆転勝利。「山場」と考え志願した登板で、見事に責任を果たした。

【映像】MVP醍醐、貫禄の逆転トップの瞬間

 この試合は東家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)、醍醐、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)の並びで開始した。序盤は浅見にリードを許す展開。醍醐は東場に加点できず、小さいラス目で南入。南1局では滝沢のリーチを受け迂回策、その後にひっそりと七対子をテンパイ。4筒待ちを終盤にツモり、ツモ・七対子・ドラ2の8000点で2着目へ浮上した。見事な手順に視聴者は「天才すぎる」「さすがMVP様やなぁ」「うめえ」「すげえええええええ」と沸いた。

 南3局は發をポンしてペン3索待ちでテンパイ。これをツモって5200点の加点に成功し、浅見を抜いてトップ目に立った。しかしこれは決定打とはならず、浅見に南4局と同1本場で2度のアガリを許し、6400点差を追う展開で同2本場へ。

 ここで醍醐には、ドラの中が暗刻というオバケ配牌が入った。滝沢がピンズの混一色でプレッシャーをかけるが、醍醐も期待薄のピンズを払ってカン7索のテンパイ。山には2枚残っており、しかも醍醐のテンパイは目立っていない。最後は滝沢がこの7索を掴んでゲームセット。中・ドラ3の8000点(+600点)で、醍醐が逆転トップを手に入れた。

 試合後は、この登板が志願だったことを明かした。「序盤の山場と思っていて、チームに『次の1戦目に行かせてくれ』と言いました。そういう手前もあったので、トップが取れてめちゃめちゃホッとしています。個人的には、ここで上に行くか、下に行くか(が決まる)と思っていたので」とコメントし、視聴者を「それで結果出すのすご」「こりゃMVPの責任果たしてるわ」「まーいい仕事したしな」と唸らせた。

 これでポストシーズン2連勝、もはや必然とも思わせる逆転トップ劇。「今日で上を目指せるポイント状況になった。弾みを付けて、ファイナルへ向けて頑張っていきます」と健闘を誓う醍醐には、余裕すら感じさせる頼もしさがあった。

【第1試合結果】

1着 セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)4万2600点/+62.6
2着 赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)4万400点/+20.4
3着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)1万4800点/▲25.2
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)2200点/▲57.8

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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