やっぱり仲良し…藤井聡太竜王・名人、師匠のお菓子選びに興味津々「味が違う?」 ファンも注目「ほんわかする」/将棋・ABEMA地域対抗戦
2025年4月15日(火)7時30分 ABEMA TIMES

全国を8つのブロックに分け、エリア対抗の形式で行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」の準決勝第2試合、中部 対 関西Aが4月12日に放送された。チーム中部の控室では、監督を務める杉本昌隆八段(56)と藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)がリラックスモードでお菓子選び。師弟による微笑ましい一コマに、ファンからは「ほのぼの…」「ほんわかする」の声が集まった。
日頃は険しい表情で盤に向かう勝負師の両者。しかし、控室ではあくまで自然体だ。第1局の先鋒戦を黒星とした杉本八段は、ここからは監督業に専念。頼りになるチームメイトとともに、第2局に臨む青嶋未来七段(30)対 谷川浩司十七世名人(63)の様子を見守っていた。
その隣には、師匠の側でどこかリラックスした様子の藤井竜王・名人。ペットボトルのお茶を飲みながら仲間の青嶋七段の将棋を見ていたものの、しばらくすると師匠の杉本八段は机の上に用意されたお菓子に興味津々!?
杉本八段「抹茶…、こっちも抹茶?」
藤井竜王・名人「実は味が違う?」
杉本八段「こっちが抹茶入りだから、こっちは普通の味だと思う」
藤井竜王・名人「そっか、味が違う…」
杉本八段「岐阜名物のお菓子ですね。旅館に行くと、よくお茶菓子として用意されているよね。有名なお菓子」
藤井竜王・名人「なるほどー」
仲が良いがゆえに藤井竜王・名人は度々、杉本八段へ“塩対応”となることでも話題となる師弟だが、ここでは一緒にお菓子選びに熱中するなど和気あいあいの様子。この様子に、視聴者からも「ほのぼの…」「マイペースね」「お菓子に夢中かw」「将棋見てないw」「仲良し師弟」「ほんわかする」「師匠、将棋に集中してーw」「師匠おもろいなw」と多数のコメントが寄せられていた。
このお菓子は、予選リーグで中部メンバーとして活躍した岐阜市出身の宮嶋健太四段(25)が本戦を戦う仲間のために差し入れたものだったといい、一丸となって戦うチーム中部の仲の良さを物語るシーンともなった。
対局は青嶋七段が後手番で四間飛車穴熊を採用。じりじりとした戦いとなったが、戦いが起きれば堅陣が何よりも心強い展開に。青嶋七段が穴熊の堅さを活かす理想的な快勝譜とし96手で勝利を収めた。
◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)