「イチケイのカラス」育三郎のハードル走に称賛の声!「陸上やってたの?」「幼児虐待をしっかり描いた」「ママならみんな泣く話」一方で「裁判官が裁判官を尋問なんてあり得ない」「法律監修入れて」の声も

4月15日(木)3時17分 J-CASTニュース

竹野内豊主演の法廷ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)第2話が4月12日(2021年)に放送された。前田敦子演じる母親が、乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)による幼児虐待の冤罪をこうむる内容に、ネット上では「見ているのがつらかった。一つ一つ明らかにしてくれる裁判官でよかった」「スカッとしたー!」「ママならみんな泣く話」という称賛の声であふれた。

また、山崎育三郎が演じる検事が障害物を飛び越えながら走るシーンに、「育三郎さんスゴすぎ、陸上やってたの?」「育三郎、フォームきれいだけど、なぜわざわざハードル?」と反響を呼んでいた。

竹野内豊はチャラい感じの役がスゴくハマる

物語は、ある夜、坂間(黒木華)は、最高裁判所判事の日高(草刈民代)から呼び出される。そこで坂間は、最高裁事務総局の事務総長・香田健一郎を紹介される。健一郎は、最高裁人事局でも入間(竹野内豊)の存在が問題視されていると彼女に告げる。日高は、入間の問題行動に処分が必要だと判断した場合は人事局にあげてほしいと坂間に指示する。要は、スパイになれということだ。

そんな折、イチケイの部長・駒沢(小日向文世)は、合議制で扱いたい案件があると入間(竹野内豊)たちに告げる。それは、1審で有罪判決が下された、人気料理研究家・深瀬瑤子(前田敦子)の幼児虐待事件だった。瑤子は、当時1歳半の長女が泣き止まないことに苛立ち、激しく揺さぶるなどしてケガを負わせたと、傷害罪で2年6カ月の有罪判決を受けていた。だが瑤子は判決を不服として控訴。それを受けて高裁は、審理内容を精査し、地裁に差し戻したのだ。しかし、実はこの案件、第1審の裁判長を健一郎の息子・隆久が務めた"取り扱い要注意"案件。こともあろうに、入間は隆久を証人に呼ぶというトンデモ行動に出る...という展開だった。

ネット上ではこんな称賛の声があふれている。

「微妙な1話目に比べ、格段に面白くなった2話。テンポの早い法廷劇を楽しませてもらいました!子育てのストレスで片付けられていた冤罪が明るみになる展開。とてもスリルがあり、先が読めずにハラハラしました。茶封筒をクルクル、バトン代わりにしたリレー。そして育三郎さんのハードル走は、ホントにツボにハマりました。空港で見つけた後を割愛するのも気がきいています。これからも、こんな調子で楽しませて下さい!」

「最後に謝ってくれてありがとう」

「それぞれのキャラが配役に合っていて良い味を出している。特に竹野内豊はこうゆうチャラい軽い感じの役が凄くハマる気がして好きです。このドラマを見ていると、つくづくドラマってテンポが大事だと思う。犯罪、裁判をメインにしていても、重過ぎないように描いているのも良い。ただ、ちょっと疑問なんだけど、再捜査で検事側が協力するってありえなくないですか?弁護士側ならまだわかる気がするんだけど...」

乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)の問題をしっかり描いているという意見も多かった。

「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)は、事故による怪我でも似た症状が現れる。現実にも虐待が見逃され、逆に冤罪で苦しむ母親も少なくない。今回は、小児科医が目を離した隙に赤ちゃんが転落したにも関わらず、隠蔽していた。診の時に看護師がいなかったなど、疑問点はあるが、判決後に壇上から降りて母親に謝罪した入間の姿に救われた。あの母と娘はこれからどうなるのだろう。妻が育児不安に悩んでいる時に元恋人に娘を預け、無実の訴えにも耳を貸さずに会わせなかった夫と姑。母親は夫の元に戻って以前と同じように暮らせるのか。あの母と娘が信頼を取り戻し、幸せに暮らす事を祈る」

「乳幼児揺さぶられ症候群については密室の出来事であるため立証が難しく、最近は検察が控訴断念するケースがあると記事にもあります。それは置いておいて、今回良かったのは『判事も間違う、間違ったらそれを認める』ことでしょう。判事は独立した機関なので糾弾する方法がない。判事を裁くことはできなかったが、その姿勢には拍手を送りたい。謝ってくれてありがとう」

「前田敦子さんの涙に私も涙が出ました」

「1話目に続き今回も面白かったです。『弁護士VS検事』はよくありますが、『判事VS検事』のシチュエーションは中々ない。面白いドラマは作品自体が異端児的でちょっと常識を超えちゃっている。主役も同じ異端児で、ちょっと常識外れだけど、奥に眠る正義感に魅力を感じます。ドラマには常識では表現できない所を表現できる特権があり、それが駄目であれば、ノンフィクションだけを視聴すべきだと思います」

前田敦子の演技がよかったという声も。

「無実の罪で有罪判決を受けていた母親役の前田敦子さんの涙に、私も涙が出ました。視聴者を感動させるいいドラマは、やっぱりストーリーが表面的ではなく、登場人物の心理やドラマの中で起こっている事の裏側もきちんと描かれていると思います」

「あっちゃんの演技がとても良かったです!子供と再会するシーンは号泣してしまいました。リレーのシーンもテンポよく、黒木華ちゃんの最後のキメの一喝もとてもスカッとしました」

ツッコミどころ多すぎ!法律監修入れて下さい

一方で、ツッコミどころ満載という声も多かった。

「冤罪が証明されて良かったけど、なんかモヤモヤ。大きな病院で小児科に看護師いないなんてあるの?保育園で微熱があったらまず親に連絡でしょ? 色々ありえない」

「裁判官の必須条件は間違えないことなんて台詞が裁判官から出るのはあり得ないな。間違える可能性がある事を認めているから三審制だったはずです。正しい判決が誰にも分からないから裁判官は悩むのだと思います。できるだけ人の話を聞くこと、可能な限り公正であることが一番大切ではないかな。ツッコミ所満載だけどギャグが楽しいし、竹野内さんの低音、シビれますね」

「原作を何だと思っているのだろう。法律監修がまったく入っていないと思われる展開にあんぐり。原作を見たら泣ける人情ドラマなのに、なぜ原作者はこの改悪をよしとしたのだろうと悲しくなりました。それならオリジナル脚本にすればよかったのに。法廷ドラマで現実を無視するなら、リーガルハイくらい突き抜けてほしい」

「法と証拠に基づいて自由な心証を形成して判決を出すのが裁判官で、つまり出された料理を食べて批評するのが裁判官です。差し戻し審では証拠、つまり料理のレシピも材料もすべて出されている。それなのに裁判官を証人尋問して、『あなたは、出された料理をホントはまずいと思ったのに美味しいと嘘ついたでしょ?』と追及しても意味がない。自分が美味しいかどうか判断すればいいだけ。なぜ裁判官の証人尋問という荒唐無稽な話にするのか。法律も現実も原作も無視で、どうしてこうなってしまったのだろうと悲しくなりました。ちゃんと法律監修を入れてください」

最後にこんな声を紹介したい。

「難しい事云々は抜いて大変面白いと思います。何故に面白いのか。現実社会や司法が微妙だからではないか。こんなドラマなんか作っても仕方ない、観る人いないよ、馬鹿馬鹿しい、と思われるくらい社会や司法が真っ白になるのは何年先なのでしょうね」

J-CASTニュース

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