綾野剛主演、映画『でっちあげ』見ているだけで気持ちがざわつく本ポスター&追加キャスト発表

2025年4月15日(火)18時0分 オリコン

映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』6月27日公開(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

 俳優の綾野剛が主演する映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』(6月27日公開)の本ポスターと新たに7人の出演者が発表された。

 本作は、20年前、日本で初めて教師による児童への虐め(いじめ)が認定された体罰事件を取材した、福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫)が原作。監督は、三池崇史。主演の綾野は、児童の保護者に告発され、世間から“史上最悪の殺人教師”と呼ばれた小学校教諭薮下誠一を演じる。

 本ポスターには、想像を絶する状況下に置かれた藪下の、言い尽くしようのない複雑な表情をはじめ、柴咲コウ亀梨和也木村文乃、大倉孝二、光石研、北村一輝、小林薫、三浦綺羅らが演じる登場人物それぞれの表情が映し出されている。
訴えかける眼差しや鋭い視線を向ける者、一切の感情が見えない者など、不穏さがあふれている。

 綾野は「毎シーン呼吸を忘れるほどの魂の揺らぎ」と撮影時を振り返り、三池監督が「この恐怖は本物です」と語る、人間の静かな恐ろしさを描いた本作に期待が高まるポスターとなっている。「なぜ、それを信じますか?」というコピーも、登場人物たちはもちろんのこと、それを目撃する我々の気持ちも波立たせる。

 また、新たに発表されたキャストは次のとおり。薮下から酷い体罰を受けたとされる氷室拓翔(三浦綺羅)の診断を担当した大学病院の精神科教授・前村義文役に小澤征悦。週刊誌記者の鳴海三千彦(亀梨)の上司で薮下の実名報道を許諾した「週刊春報」の編集長・堂前役に高嶋政宏(※高=はしごだか)。

 拓翔のクラスメイトで山添純也の母親・山添夏美役に安藤玉恵。前村とともに拓翔の診断を担当した大学病院の精神科医師・箱崎祥子役に美村里江。薮下に処分を下す教育委員会の教育長・藤野公代役に峯村リエ。

 教頭からの指示で同僚の薮下を監視する戸川役・東野絢香。薮下と律子の民事訴訟を担当する裁判長・橋本役に飯田基祐が名を連ねる。

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