解散発表のlolメンバー、YouTubeで心境吐露「心が空っぽに」

　6月1日の単独ライブをもって解散することを発表した男女混成ダンス＆ボーカルグループ・lolのメンバー・mocaが15日、YouTubeを更新して心境を語った。

　mocaは冒頭で「直接私の口からみんなに伝えたくてこの動画を撮ることにしました」と説明し、「結成して約11年、デビューして10年なんですけど、本当にがむしゃらに走り抜けてきたなっていうのを感じています」とこれまでの活動を振り返った。

　解散についてスタッフから聞かされたときには「心がすっごく空っぽになる感じに陥った」といい、「思い出とか記憶とかが蘇ってきて、気づいたら涙が出てて、本当にもう止まんなくて。次の日、目がパンパンに腫れたんですけど、やっぱそれぐらい濃い活動というか、濃い10年間だったなっていうのを改めて感じています」と続けた。

　6月1日のラストライブに向けては「正直まだ実感は湧いていない」としながら、「絶対に人生今までの人生の中で1番いい日にしたいなと思っています」「6月1日までlolとしてよろしくお願いします。みなさんにお会いできることを楽しみにしています」と呼びかけた。

　lolは「laugh out loud」、「笑顔」をコンセプトにした男女混成ダンス＆ボーカルグループ。2014年オーデションを経て、出会いを果たしたこの5人がlolとして結成された。メンバーは佐藤友祐、小見山直人、hibiki、honoka、mocaで、全員がダンスとボーカルを担当している。音楽活動のほか、モデルや俳優などマルチに活躍。15年の『第57回 輝く！日本レコード大賞 新人賞』を受賞した。