『べらぼう』高橋英樹、10作目の大河ドラマ出演「大いに楽しみです」
2025年4月15日(火)12時0分 オリコン
高橋英樹
放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦重は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。
高橋英樹が演じる徳川治貞は、財政が上向かない幕府の政策に、苦言を呈す紀州藩主。徳川御三家の紀州藩第九代藩主で、八代将軍・吉宗にならった質素倹約をもっぱらとした藩政改革を行い、藩の財政再建に貢献した。浅間山の噴火がもたらした天明の大飢きんの中、米の値は下がらず、幕府の財政も悪化に陥ったことに業を煮やす。徐々に幕政への関与を強め、田沼意次(渡辺謙)らを追い詰めていく。
■コメント
1968年『竜馬がゆく』で初大河ドラマ出演、その後9本の大河ドラマに出演をさせていただき、様々な歴史上の人物を演じさせて頂きました。2015年『花燃ゆ』にて井伊直弼を演じ、早いもので10年が経ち、今回の『べらぼう』で記念すべき10本目の大河ドラマ出演ということになります。今回私が演じさせて頂く徳川治貞という人物は、紀州徳川の殿様です。八代将軍吉宗にならい、倹約政策などを行い、和歌山藩の財政再建に尽力しました。本人は自ら綿服と粗食を望んだそうです。その為倹約殿様と言われています。今回の大河ドラマでは、どのような人物に描かれるのか、大いに楽しみです。