榊原郁恵 役者になった2人の息子たちへの本音吐露「凄く嫌だったみたいで...なんでこの世界にって」
2025年4月15日(火)17時5分 スポーツニッポン
タレントの榊原郁恵(65)が14日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。息子たちの芸能界入りについて思いを明かした。
この日は女優の小川菜摘とともに出演。2人は30年以上の関係で、榊原の夫で22年亡くなった俳優の渡辺徹さんと小川は文学座の同期。互いの結婚式にも出席している。
榊原の長男は俳優の渡辺裕太、次男は俳優の渡辺拓弥。
小川が「郁恵さんのところは完璧にご両親の血ですよね。役者目指すっていうのは、そういうことですよ。だって、やっぱり背中見て、役者志したわけじゃないですか」と指摘。これに、榊原は「どこでね、興味持ったんだかねえ。親が目立つようなお仕事してるっていうことを凄い嫌がっている時期もあったわけ。何か買い物行くでも、外食するでも、みんなが振り向いて、“あ、あれ榊原、あ、渡辺徹。後ろにいるのは子供!”って。皆さんが悪気なく言ってることが子供にとっては凄い痛い視線に感じた時があったらしくて、凄い距離を取って。で、おばあちゃんと距離を置いて、それで歩いて“見てごらん。お父さん、お母さんたちみんなが気付いてね、ああやってね、みんなに注目されるんだよ。凄いね”ってそれが凄く嫌だったみたいで。でも、なんでこの世界にって、私は逆に本当驚いちゃって」と吐露した。
小川は「だから、その思春期を乗り越えて、やっぱそのお父さんとお母さんが歩んできた道をやっぱリスペクトしてるからこそ、同じ仕事をしたいってやっぱ思ったんじゃないですか?」と話すと、榊原は「ま、渡辺の舞台はね、必ず見せに行ってだけどね。でも、文学座の舞台って難しいから。つまんなかったみたいなんだけど」と苦笑した。