村上信五 インタビューで嫌がってたはずの「先生」自ら名乗る 初著書「半分論」刊行記念イベントで舌好調

2025年4月15日(火)5時0分 スポーツニッポン

 SUPER EIGHTの村上信五(43)が14日、都内で初の著書「半分論」(幻冬舎)の刊行記念イベントを行った。冒頭、取材陣に「本日、先生になりました」とあいさつ。発売に先駆けて行ったスポニチ本紙のインタビューでは「呼ばれたくはない。絶対イジられる」と先生と呼ばれることをためらっていたが一変、発売日を迎え腹を決めたのか、高らかに「先生」と名乗った。

 物事について無限にある答えを2択を軸にして考えることで人生が好転していくという、自身の思考術をまとめた一冊。発売前から話題を呼び、初版は4万部。さらにこの日、5000部の重版が発表された。

 “村上先生”は幸先の良いスタートに「たくさんの方が興味を持ってくださっているのはありがたい」とウハウハ。「AIなどが代筆したのでは?」との質問に「もう正真正銘、100%、私が全部書きました。半分論はあります」と、2014年の論文問題で話題となった「STAP細胞はあります」のパロディーで笑いを誘うなど“舌好調”だった。

 出版関係者は「こうしたハウツー本の類いで初版4万部は凄い数字。さらに重版までされて、かなりの売れ行きが期待できるのでは」と指摘する。その数字から文芸界の新たな“スター”誕生の予感に胸を高鳴らせた。

 村上は「丸裸にされるかのごとく、恥ずかしげもなく書かせていただいた」と執筆を振り返った上で「100万部くらい売れてくれないと割に合わない」とミリオンセールスに期待。「一家に1冊とは言いませんけれども1人5冊ぐらいをぜひ買っていただきたい」と売り込み、取材陣にも「皆さんも1人2冊買って帰ってください!」と貪欲にアピールした。

 続編も「ちゃんと売れさえすれば考えている」と第1作の発売日ながら既に構想を持っている様子。違うジャンルの本についても「それはもう先生ですから、考えます」とニンマリ。次回作にも期待ができそうだ。(糸賀 日向子)

スポーツニッポン

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