元NHK有働アナ、局内ではサラリーマンというよりタレント

4月16日(月)7時0分 NEWSポストセブン

局内でタレント的な存在だったという有働アナ

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 3月末で退職した有働由美子アナは1991年にNHKに入局。記者志望だったが、アナウンサーとして採用された。2007年に特派員としてアメリカ総局へ異動し、帰国後の2010年から『あさイチ』を担当した。


「わき汗、尿漏れ、セックスレス、卵子の老化など、触れにくい話題に自らの体験を交えながらガンガン切り込んでいく姿勢が高く評価されました。ただ、独身で子供のいない自分が、主な視聴者である主婦層の支持を集められるかどうかという葛藤は常に抱えていたみたいです」(NHK関係者)


 紅白歌合戦の紅組司会を3回、総合司会を3回務めるなどキャリアを積んだ有働アナの役職は「チーフアナウンサー」。男女合わせて約500人いるNHKアナの中で15%ほどしかいない、いわゆる管理職だ。


「普通の会社でいう部長クラスで、近々局長級のエグゼクティブアナウンサーになると見られていました。女性社員にとっての“目標”でもありました」(前出・NHK関係者)


 だが、約束されていた順調な出世が有働アナにとっては足枷になっていた。


「出世するということは、部下が増えて管理職としてのデスクワークが増えていくということです。働き方改革を推進しているNHKでは、仕事内容や残業時間が厳しく管理されています。


 あさイチに出演しながら、現場にも出て、管理職の仕事をするというのは現実的ではない。局としては、そろそろ有働さんには後進を育てるのに注力してもらいたいという意向があったそうです。実際、有働さんは姉御肌で面倒見もよく、昨年紅白の司会をした桑子真帆アナや、あさイチの後継者である近江友里恵アナなどは丁寧なアドバイスを何度ももらったそうですからね。


 ただ、局の意向と、現場に出てテレビ出演を続けたいという有働さんの考えにちょっとずつズレが出てきてしまったようなんです」(前出・NHK関係者)


 一方で、有働アナの人気と知名度が、これまでのNHKアナの枠から逸脱していたことも事実だ。昨年1月、石田ゆり子(48才)のインスタグラムが話題を呼んだ。石田、滝川クリステル(40才)、亜希(48才)、陣内貴美子(54才)と並んで写真に収まっていたのが有働アナだった。



「芸能人との交友関係も広くて、同じNHKの職員でも、なんとなく有働さんは“向こう側”という感じだったんです。公共放送のサラリーマンというより、“タレント”。失礼があっちゃいけないというか、近づきがたい感じで。あさイチを終えた有働さんは局内の社員食堂でいつもひとりで昼食をとっていました。退職にあたって、個人で事務所を作ることも選択肢にあった有働さんは、個人事務所で芸能活動をする石田さんに相談したこともあったそうです」(別のNHK関係者)


 公共放送の組織にあって、個性を前面に出しながら俳優やミュージシャンとも臆せず接する民放的な人気と知名度を得た有働アナが、周囲になじまなくなっていったのは仕方がなかったのかもしれない。


「一部には、有働さんにいい感情を持っていない人もいたんです。有働さんは、籾井勝人前NHK会長の大のお気に入り。別に彼女が取り入ったわけじゃないんですけど、籾井さんの強権的なやり方に不満があった人の中には、逆恨みのように有働さんのことを腰巾着だと思っている人もいる。


 いちアナウンサーとして番組を担当している間はなじみのスタッフとの仕事が中心になりますが、管理職として出世すれば、そういった人たちと連携していかなければならない場面がやってきます。


 NHKへの恩義を感じている一方、自分のやりたいことを我慢してまで居続ける意味を見い出せなかったんじゃないでしょうか。誰に何と言われても、会社で働く女性の地位を上げることより、自分のやりたいことを選んでいく、と決めたんでしょう」(前出・別のNHK関係者)


 50才を目前に控えた有働アナが下した大きな決断。その前途が明るいことを願いたい。


※女性セブン2018年4月26日号

NEWSポストセブン

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