「あんぱん」のぶ夢の教師へ&嵩も“たまるか~”漫画入選「家族愛」ネット涙も 釜じいも折れた愛息の形見
2025年4月16日(水)8時15分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は16日、第13話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を生み続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第13話はパン食い競走に飛び入り参加した朝田のぶ(今田美桜)は見事1位でゴールも、失格に。柳井嵩(北村匠海)は「失格なんてひどいね」と憤る。のぶは嵩が“腹痛”で棄権して出場を譲ってくれたのだと気づく。そこへ繰り上げ一等になった柳井千尋(中沢元紀)が現れ、優勝賞品のラジオを譲る。朝、のぶは家族らにラジオ体操を教える。「うち、見つけたかもしれん」——。その瞳が輝く…という展開。
夢を見つけたのぶは商店街から神社へと走った。それは学校の先生——。
のぶ「子どもらに体操や勉強の楽しさを教えたいがです。お父ちゃんがうちに教えてくれた大切なこと。思いっきり夢を追い掛ける心を教えたいがです」
朝田釜次(吉田鋼太郎)「いかんいかんいかん」「(女子師範学校は学費免除制度もあるが)いかんいかんいかん!嫁に行きそびれるに決まっちゅう!」
朝田くら(浅田美代子)も反対したが、朝田蘭子(河合優実)は「お姉ちゃんの夢はうちの夢や」、朝田羽多子(江口のりこ)は「お言葉ですけど、お義父さん。女子らしゅうって、何ですろうか?」「(夫の“遺言”を引き合いに)お願いします、のぶの夢を潰さんといてください!」。最後に朝田メイコ(原菜乃華)が朝田結太郎(加瀬亮)の形見、ソフト帽を釜次にかぶせた。
「家族の助けも得て、のぶは学校の先生を目指すことになりました」(語り・林田理沙アナウンサー)
そして、新聞社・高知新報に投稿した嵩の漫画が入選(賞金10円)。驚きのあまりよろめき「たまるか〜」とつぶやいた。
SNS上には「のぶ、よかったね!先生になる夢、頑張れ!」「朝田家の家族愛に涙」「朝田家は圧倒的に女社会だものなぁと思ったら、蘭子が奥の手を」「釜じいも似合う、早逝した結太郎さんの帽子に涙」「嵩のたまるかー、かわいい」などの声。のぶ&嵩の夢は果たして。