NHK総局長 朝ドラ「あんぱん」好調に言及「視聴者の皆さんのご期待の表れ」
2025年4月16日(水)15時16分 スポーツニッポン
NHKの山名啓雄メディア総局長(59)が16日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、3月31日にスタートしたNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)についてコメントした。
山名総局長は「やなせたかし氏と妻の暢さんをモデルにしました物語への関心も高く、初回はNHKプラスでこれまで配信した全ドラマの中で最多の視聴数を記録したということでございます。視聴者の皆さんからのご期待の表れかなと受け止めているところです」とコメント。「今週から主演の今田美桜さん、そして北村匠海さんが、本格的に登場しまして、今後はますます面白くなるというような内容になっていくもので、皆さんぜひご覧いただければと思います」とした。
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を生み続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。女優の今田美桜(28)がヒロインを務め、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。中園氏は2014年度前期「花子とアン」以来2回目の朝ドラ脚本。今田は21年度前期「おかえりモネ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。
初回の平均世帯視聴率は15・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でスタート。好調だった前々作「虎に翼」を受け継いだ前作「おむすび」の初回16・8%を1・4ポイント下回るも、「おむすび」最終回12・5%を2・9ポイント上回った。
数字は好調に推移し、15日に放送された第12話で平均世帯視聴率は15・9%の番組最高を更新している。