若狭弁護士 八代亜紀さんヌード写真付きアルバム騒動「所有権があるのと公開するというのは次元が違う」

2025年4月16日(水)10時3分 スポーツニッポン

 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が16日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜前8・14)に出演。2023年に死去した八代亜紀さん(享年73)の20代のヌード写真を特典に付けたアルバムの発売を巡り、発売を告知しているレコード会社と八代さんの生前の所属事務所が対立している問題について言及した。

 八代さんの生前の所属事務所「ミリオン企画」の大野誠社長は14日、公式サイトで、発売を告知しているレコード会社に対し「絶対に許すことができない」と声明を発表した。

 ニューセンチュリーレコードは21日発売予定のアルバム「八代亜紀 お宝シリーズ 第一弾 忘れないでね」について「ポラロイドカメラで撮影されたフルヌード写真2枚が掲載されています。八代亜紀の初めてのヌード写真です」とうたっている。

 大野氏は鹿児島市内の同社住所に写真の使用を止めるよう通知書を送付したが、期限の14日までに回答がなかったと説明。「刑事民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めている」とし「絶対に許すことのできないものであります」と憤っている。

 一方、ニューセンチュリーレコード株式会社は10日に公式SNSを通じ、誹謗(ひぼう)中傷に対し毅然と対応するとし、アルバムは予定通り発売すると発表している。

 若狭氏は「この写真を撮った人がまず写真についての所有権があると思うんですけど、撮った人がたぶんこのレコード会社側に売った、売買契約書もあるとかいう話もありますから、そういう売買がなされた。だから今レコード会社がその写真についても所有権があるということが前提となっている主張なんだろうと思うんです」とした上で、「ただ、よしんば所有権があったとしても、所有権があるということと、その写真をこういう形で公開するような形になるということとは次元が違う。公開するということが許されるかどうかは所有権とは別の視点で考えられなければいけないということだと思います」と自身の見解を述べた。

スポーツニッポン

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