沖縄メディアは“偏向”しているのか? ネット上では「反沖のような空気感」

4月17日(火)6時50分 AbemaTIMES

 今ではリゾート地として知られる沖縄県だが、第二次世界大戦における“沖縄戦”では、沖縄県民のおよそ20%、つまり、5人に1人もの命が失われた。


 沖縄戦は1945年3月26日の慶良間諸島米軍上陸から始まり、主な戦闘は沖縄本島で行われた。住民を巻き込んだ地上戦に突入し、死者は日本人とアメリカ人を中心とした連合軍を合わせて20万人以上。その中で沖縄県民の12万2228人が亡くなった。(沖縄県平和祈念資料館によるおよび、沖縄県援護課資料1976年3月発表)

SHELLYに代わり、いとうあさこがお留守番MCとして登場)


 今回の『Wの悲喜劇〜日本一過激なオンナのニュース〜』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、東京を飛び出し、沖縄の離婚率、基地問題、報道現場の現実……など、沖縄について調査。さらに、産休中の番組MC・SHELLYに代わり、いとうあさこが“お留守番MC”として登場。番組後半では、沖縄のメディアに関わる記者やライターをゲストに迎え、沖縄の報道について語り合った。


「他県と違うのは当たり前」「SNSでは反沖(反沖縄)の空気」沖縄メディアは“偏向”なのか

(琉球新報社の記者・玉城江梨子さん)

 沖縄県の二大新聞社である琉球新報と沖縄タイムス。基地問題や沖縄戦について、沖縄現地のメディアが報じることで、実際に読者から「偏向している」と、声が寄せられることもあるという。


 実際に沖縄の報道の現場で働く人は、どのように感じているのだろうか。琉球新報社の記者である玉城江梨子さんは、沖縄にある米軍基地の現状を説明する。


「沖縄本島だけでいえば、県の面積の約15%が米軍基地。つまり(基地は)日本全体の0.6%しかない沖縄に、70%もの米軍基地がある。(この状況は)異常だし、米軍に絡む事件や事故も頻発しているし、空から雨以外のものが降ってくる。置かれている環境が他県とは違うので、新聞の内容が異なるのも当然なのでは」

(データは沖縄県庁公式Webサイト「沖縄と米軍基地の歴史的側面」より)


 さらに玉城さんは「本当は偏っていないものはない。中立というものはない」と話し、「沖縄の新聞が沖縄のことを書かなければ、誰が沖縄の立場で物を書くのか」と続けた。

(沖縄タイムスのデジタル部記者・與那覇里子さん)

 沖縄タイムスのデジタル部記者である與那覇里子さんは「SNSなどのネット上では反沖(反沖縄)のような空気がある。東京の人は沖縄のことが嫌いだと思っていた」と告白する。與那覇さんは、「県民に寄り添った新聞でありたいと思っている。だから、そこは住民寄りに偏っていると思う」としたうえで「本土と温度差があるのは自然なことなのでは」と主張した。

 2人の話を聞いた、いとうあさこも「悪い偏りではないですよね」と同意。芸能人の立場から「東京の新聞だって偏ってますよ。5社の新聞並べて『なんだこれは?』と思ってしまうときがある」とコメントしていた。

URL: youtu.be

(AbemaTV/『Wの悲喜劇〜日本一過激なオンナのニュース〜』より)


(C)AbemaTV

(ライター/小林リズム)


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