高橋遼伍「“あるもの”に感謝できる“真”の幸せに気づいた」#格闘技に夢はあるか?

4月17日(土)8時14分 ABEMA TIMES

 “波乱万丈の人生を生きる金の卵たち=DREAMERS”が、LDH martial artsとの契約をつかみ取り、自らの人生を変えるべくABEMAとLDHが始動させた格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』でのサバイバルに挑んでいる。番組のテーマは「拳でつかみたい、夢がある」。とはいえ、厳しい生き残りをかけ、目の前に訪れる数々の試練を乗り越えた先に、思い描いていた夢は果たして存在するのか…。そこで夢を叶えるべく格闘の世界に飛び込む若者が増えるいま、日本の格闘シーンの一線で活躍する選手や関係者に、「格闘技に夢はあるのか?」という共通のテーマをストレートに投げかけるリレー形式のインタビューを実施。第14回目は、得意のローキックを使った“解体ショー”を武器に修斗を経てONE Championshipに参戦、活躍中の高橋遼伍選手。気になる彼の答え、胸の内とは——。

— 高橋選手から見て、格闘技に夢はあると思いますか。

おぉ(笑)。あると思いますよ。格闘技は人生をエネルギッシュに生きることができるものですよね。有名になるとか、お金を稼ぐという観点だったら難しいかもしれないですけど。何か目標をもって、そこに向かって突っ走るということができる世界ではありますよね。

— 格闘技を始めた頃の高橋選手の夢はどういうものでしたか。

当時PRIDEとかK-1を見ていて、興奮や感動をもらってPRIDEファイター、K-1ファイターになろうと思っていましたね。で、実際に格闘技を始めると学びが多かった。切磋琢磨する仲間がいて。減量するので食べ物の有難みも分かります。格闘技を元気に一生懸命できるのは若いうちじゃないですか。だからしんどいですけど「あと5分」っていう時間の大切さも感じますね。昔は有名になりたいとかお金持ちになりたいとか、あったんですけど。現役のうちに格闘技から学べるものを学ぼうと。5年前くらいから、そういう考えになりました。格闘技は心の修行やなと(笑)。

— そういう考えになるまでには挫折もあったのでは?

3年前に骨髄炎という病気にかかったんですよ。それが原因で太ももの骨が折れて。治るまで1年半、2年くらいですかね。格闘家として若くて元気な2年を捨ててしまった。きつかったんですけど、思い返してみたらあの病気、ケガがあったからこそ健康のありがたみも分かったのかなと。「今の健康は当たり前じゃないよ」って。本当に身をもって知りました(苦笑)。だから毎回、練習が終わると「今日も無事に終われた」という安堵というか感謝というか、そういう感情も出てきますね。口には出さないですけど。

— 試合に勝つ、負けるという以前に、全力で格闘技に打ち込むことができていることも幸せなんだと。

みんな、無いものねだりになりがちだと思うんですよ。でも「あるもの」に感謝できる人生を送れば、真の意味で幸せなんじゃないかって。そういうことを格闘技から学びました。有名じゃないしお金持ちとも言えないけど、まあ食べるものに困らず、着るものもあって毎日お風呂に入れてる。しかも大好きな格闘技もできている。これは幸せですよ。

— では、今の高橋選手の格闘家としての夢は?

できる限り第一線で闘い続けることですね。格闘技は心の修行なんだっていうテーマを持った瞬間に、見栄がなくなったというか。有名になりたいとか、メディアに出たいみたいな気持ちがズバッとなくなったんですよ。気持ちとしては「強さを求めて一生懸命やっていたら、遅かれ早かれ有名になるでしょ」って。もう純粋に「強くなりたい」っていうだけですよね。なかなか難しいんですけどね。強い相手を乗り越えるためにはハードな練習を乗り越えないとダメじゃないですか。ハードな練習を毎日やっていると、やっぱりしんどいからやりたくなくなってくるんですよ。そこが強さを求める自分と楽したい自分の勝負。そこで強さを求める自分が勝つんです、毎回。結局、試合の相手に勝つには自分に勝つしかない。そういう積み重ねがあれば、試合がどんな結果になったとしても納得できる。最近は「自分に負けないこと」がテーマでもありますね。

— それは、経験を積まないと気づかないことかもしれません。『格闘DREAMERS』に出ている若い選手はひたすら必死でしょうね。

僕もEX FIGHT(LDHが運営するジム)に練習に行っているので、「格闘DREAMERS」に出てる若い人たちの気概はは感じていますよ。環境もいいですし、何年かしたら状況も変わってくると思うんですよ。3年、5年たったら格闘技業界自体が変化してるんじゃないですか。それくらいLDHの参入は大きいです。逆に言うと「芸能の会社が格闘技もやってる」っていうイメージじゃなく、本格的にやってるんだって伝えるのは『格闘DREAMERS』に出ている人たちの役目だと思いますね。看板は大きいですけど、最後は選手個人の名前で世に出てほしいですね。

— 環境、ネームバリューを活かすためにも個人の実力と努力でしょうね。

僕自身もそこは感じています。ジムがKRAZY BEEですからね。どうしても「山本KIDのジムの選手」みたいな感じになってしまう。でもそこでKIDさんの名前に頼らず、高橋遼伍としてやっていこうと思っているんで。『格闘DREAMERS』の人たちもそうやってほしいですね。看板の大きさに埋もれないように。結局は自分が試されるんだと思います。それはどのジムの選手もそう。格闘技は“自分自身の頑張り”がすべてなので。

【視聴予約】今晩21時〜 平本蓮が劇的参戦! 「格闘DREAMERS #6」

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