“さらに恐ろしい28年後の世界”が明らかに 『28年後...』衝撃の本予告解禁
2025年4月17日(木)19時0分 クランクイン!
本作は、アカデミー賞監督ダニー・ボイルとアカデミー賞ノミネートの脚本家アレックス・ガーランドがタッグを組み、徹底したリアリティーと臨場感を追求して描いた<人間>と<感染者>の命がけのサバイバル・スリラー。2人が描きたかったのは<現実に起こり得るパンデミックの恐怖>。超自然的な生き返った死体<ゾンビ>ではなく、ウイルスに感染して凶暴化した<生きる人間>たちの物語である。
本予告は、昨年12月に初解禁された予告編と同じく、イギリスの作家ジョゼフ・ラドヤード・キップリングが書いた「ブーツ」という詩の朗読にのせて、前回よりも“さらに恐ろしい28年後の世界”が垣間見られる予告となっている。
人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した。感染を逃れたわずかな<人間たち>は、ウイルスがまん延した本土から離れ、孤島に身を潜めている。
対岸の本土にいる感染者から身を守るため、島の人々は見張り台を建て、武器を備え、コミュニティーの中の厳しいルールに従って“安全に”生活している。そこに暮らす家族が、ある任務を実行するために島を出て本土に向かおうとしている。父親のジェイミー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と息子のスパイク(アルフィー・ウィリアムズ)だ。
「その子にはまだ早い」と言う人々の忠告に対し、ジェイミーは「大丈夫だ」と説得し、2人は頑丈な門の外に出る。本土と島をつなぐのは一本の土手道だけ。そして、島を離れて本土に行けば、誰も救助には来ない—。
人間が、人間ではなくなっている世界で、2人は驚くべきことに感染を逃れて生きている人間=ケルソン博士(レイフ・ファインズ)に出会う。彼は「感染者は進化している、もう別物だ」と語る。
人間の頭蓋骨が積み上げられた塔や、スパイクと母親(ジョディ・カマー)が赤ちゃんを抱えて決死の形相で走る姿、銃撃戦を繰り広げる兵士たち、母親と感染者の死闘、岸壁の上で抱き合う親子など、緊迫感と臨場感あふれるシーンの連続に圧倒される映像となっている。
映画『28年後...』は、6月20日より全国公開。